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2009年3月の12件の記事

何さんの髪が黒くなった!

今日は、生薬のお話を。前から本で説明されていたので知っていたのですが、金曜日の授業で先生が詳しく説明してくれたので、ご紹介します。

生薬の名前は「何首烏」。

<名前の由来>

昔、あるところに何さんという若い男性がいました。20代の若さだというのに、髪が白髪になってしまい、年寄りに見られるようになってしまいました。

若い何青年は、気に病んで、山にこもり1人で隠遁生活を送ることにしました。山暮らしを始めてからは、食べ物も自分で見つけなければなりません。ある日、木の根っこをほってみると、まるで人間の形を模した様な根っこを見つけました。

何青年、これは人の形に似ているし、栄養があるのだろうと、せっせとその根っこを食べましたところ、なんと髪の毛が黒くなっているではありませんか!

白髪を気にして山にこもったので、黒髪に戻ったのだから、喜んで村に帰りました。驚いたのは、村人達です。皆で、何青年に何を食べたか聞いたところ、人の形に似た根っこの植物を食べたということで、皆で探しにいき、食べたところ、やはり髪が黒くなったそうです。

そこで、この植物の根っこを何さんの頭(首:リーダー、かしらという意味)が烏(黒を意味する)になったということで、「何首烏」と名づけました。

<効能>

制首烏は補益精血、固腎烏須、生首烏は截瘧解毒、潤腸通便

中医学で髪は血の余といいますので、この効能は納得です。ただし、最近は人工のものが多いので、昔ほど効果は高くないそうです。

こちらでは、何首烏の配合されたシャンプーなどが売っています。特に有名なのは、ジャッキーチェンが宣伝するもののようです。

昔101発毛剤というのが流行った事がありますが、これにも何首烏が使われていたそうです。先生曰く、日本でとっても売れて、中国人はこれで一儲けした人が沢山いたそうです。

こういうお話があると、授業も面白くなるんですよね(笑)。

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骨が来た!

今日は、小雨まじりで寒い1日でした。学校の暖房がスイッチを入れるとなぜか冷たい風が吹いてくるので、結局暖房なしで上着を着たまま授業を受けました。

今日は、以前から買おうかどうしようか迷っていたブツを手に入れました。

それは、「人体骨格模型」、そう骸骨姿の模型です。前の学期で解剖学を勉強していたときから、欲しいと思っていたのですが、ずっと買いそびれていて、いまツボを習っているときにやはり骨を指標にして位置を決めることが多いことから、買ってしまいました。

お値段200元、85cmの高さです。おじさん曰く、日本で買うと1万円以上はするよということですが、どうでしょうか?安くしてと値切ったのですが、学生相手の商店でもとから安いからだめとあっさり断られました・・・。

家に持って帰り、脚をくっつけて組み立ててみると、なんだか愛着がわくような(笑)。そのうち名前をつけてあげようと思ってます。

この模型、ちゃんと胸郭の中に心臓がついているし、左半分には、血管と神経、手足の重要な靭帯がついていて、ちょっと良いかも。

早速、腕を動かしてみたり色々してますが、寝室には置かないようにしないと(笑)。

同級生の男の子は、この骨模型と人の写真に経絡が書き込まれたポスターを買って家においているようですが、1人暮らしなので、ちょっと怖いそうです。スポーツマンなのに案外「胆子小」(肝っ玉が小さいこと)のようです(笑)。

韓国人マダムの家も同じような状況で、子供達から実験室みたいといわれているそうです。

さあ、うちは次は、右に筋肉が書き込まれて、左に経絡が書いてある人体模型かな?(物によっては、すぐに色が落ちるようなので、ちゃんとしたものを買わなければ・・・)

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ツボの復習(腎経)

今日は、とても良い天気の上海です。

学校の授業はどんどん進んでいますが、ブログでツボの復習を怠ってました。期末試験まで1ヶ月を切ったので、今日から復習を始めます。

足少陰腎経

1.循行

肾足少阴之脉, 起于小指之下, 邪走足心, 出于然骨之下, 循内踝之后, 别入跟中, 以上踹内, 出腘内廉, 上股内后廉, 贯脊属肾, 络膀胱.

其直者, 从肾上贯肝膈, 入肺中, 循喉咙, 挟舌本.

其支者, 从肺出, 络心, 注胸中.

足の第5指の下面から起こり、斜めに足底の中心に向かい、足の舟状骨粗面に出て、内果の後面に沿って、足根に入り、再び上へ向い大腿内側の後方をめぐり、脊柱の内面を貫通し、腎臓に属し、膀胱に絡する。

直行脈は、腎から上がり、肝臓と横隔膜を通過して肺部に入り、喉頭に沿って、舌根部を挟む。

その支脈は、肺から出て、心臓に連絡し、胸中に流注し、心包経と連絡する。

2.重点ツボ

腎経には27個のツボがあり、そのうち下の7つが重点ツボである。主に泌尿器・生殖系統に効果がある。

1)湧泉(ゆうせん):足底の中線上で、上1/3の陥凹部に取る。頭痛、不眠などに効果あり。

2)然谷(ねんこく):足内側縁、舟状骨粗面の後下縁に取る。月経不調などに効果あり。

3)太けい(たいけい):内果頂点とアキレス腱の間の陥凹部に取る。補腎の効果あり。

4)大鐘(だいしょう):内果の後下方で、アキレス腱付着部の内側前方陥凹部に取る。泌尿器系統の不調に効果あり。

5)照海(しょうかい):内果の直下陥凹部に取る。月経不調、咽痛、目赤腫痛に効果あり。

6)復溜(ふくりゅう):太けいの直上2寸、アキレス腱の前方に取る。汗証(発汗・止汗)に効果あり。

7)ゆ府(ゆふ):胸部、鎖骨の下縁、前正中線より離れること2寸に取る。

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推拿手法

火曜日は、午前中に推拿手法の授業があります。これは推拿と呼ばれるマッサージの手法を1つずつ練習していく授業です。

今学期も後半に入り、大部分の手法を習ったのですが、一番ネックになっているのが手首の力を抜くことです。

前にも書きましたが、力を入れるのは簡単だけど、抜くのは本当に難しい。特に左手が・・・。まるでロボットのような怪しい動きをしています(笑)。

この手法をきちんと練習していないと人に推拿を施すときになにもできません。あわせて、解剖学で習った骨と筋肉の復習をしておかないといけません。

で、推拿を行うには、それなりに体力が要ります。そのため、推拿功法という授業があるのですが、朝の6:20からということで、とうてい参加できず、どうやって体力をつけていくかが問題です。

ちなみに、推拿を教えてくれる先生はどの先生もスポーツマンタイプでやはり体が資本なんですね・・・。

とにかく、今日から旦那さまを相手に練習しようかしら。(でも前に顔のマッサージの練習をさせてもらったら、次からは断られるようになったんですよね・・・。)

明日からは、朝両手をぶらぶらさせて力を抜く練習を始めたいと思います。

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健康のために。

タイトルに良薬探しと付けている割に、薬のことについてほとんど記事にしたことが無いことに気づきました(笑)。

そこで、今日2回目の投稿では、私の飲んだ薬についてご紹介します。

昨年9月より中医薬大学で勉強を始めたので、まずは自分で煎じ薬を飲んでみようと大学でお世話になった先生の診療所へ通い始めました。毎週1回の通院を3ヶ月続けたところ、毎年悩まされていた冷え性が改善されました。煎じ薬は毎週微調整されるのですが、私の診断は「気虚」ということで、補う系の生薬がメインで30種類くらいを調剤してもらってました。診療所で煎じて家まで届けてもらうサービスをお願いしていたので、温めて飲むだけが私の仕事でした(笑)。

いつもは薬の飲み忘れが多かったのに(薬剤師なのに・・・。)、この煎じ薬だけは毎日かかさず飲み、体質改善になったと思います。

ちなみに使われた生薬は先生が達筆すぎて(笑)、半分くらいしか解読できていません。

さて、年末で体質の調整が終わったということで、先生と相談し、風邪予防のために免疫力を高める「破壁霊芝胞子粉」のカプセルと血の巡りを良くする「蔵紅花」のお茶を続けていたところ、この冬はほとんど風邪も引かず(ひいても軽くすみました)、生理痛もなく快適な状態になりました。

そして、春になり陽気も高まってきているので、先生からあとは毎日適度に運動すれば薬を服用する必要も無いということで、今後は自分でメンテナンスしていかなければなりません。

次は11月に診察を受けに行けばよいということで、これから半年以上、どのように養生していくかわくわくしてます。

まずは、習った経絡とツボを用いてマッサージかな。あとは、生薬をブレンドしてお茶にしようかしら?春ですし、クコの実をメインにしたお茶を飲んで、肝の保護と乾き眼の改善を目指します。

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昨日は春分でした。

最近、ブログが滞りがちです。ということは、復習が滞りがちということですが(笑)。

金曜日は、2回目の点穴(ツボの位置の確認)の授業でした。欠席者が多く、先生が本当に困ってました・・・。先生曰く、昔の留学生はまじめな人が多かったが、最近の留学生は高いお金を払ってきているのに、授業に出ない人が多い、どうなっているんだと怒っていました。

さて、20日、金曜日は春分でした。春分は昼と夜の時間が同じになり、この日を堺に昼の時間が長くなります。<春秋繁露・陰陽出入上下篇>に「春分者、陰陽相半也、故昼夜均而寒暑平」とあり、この時期は、体内の陰陽を調整することが大事になってきます。

陰陽の調整方法としては、<素問・骨空論>に「調其陰陽、不足則補、有余則寫」とあり、補う方法は、益気、養血、滋陰、助陽、填精、生津など、寫としては、解表、清熱、利水、寫下、袪寒、去風、燥湿などの方法があります。補うことと寫すことは、相反する作用ですが、どちらか一方だけ採用するのではなく、補う中にも寫あり、寫の中に補ありとバランスをとることが大事になってきます。

飲食の方面では、例えば蟹などの寒性の食材を使うときには、ねぎや生姜などの温性の食材を加えること、にらやニンニクなどの助陽の食材を取るときには、卵などの滋陰の食材を組み合わせることで、陰陽の調節を図ります。

春は肝の気が旺盛になり、怒りっぽくなるようですので、一日数分でも静かに座る時間を持つとよいです。(ヨガの瞑想や座禅などよいのではないでしょうか?)

さらに、適度な運動としては、動物のまねをして家の中を四つんばいで動くこともよいそうです。でも突然やりだすと家族がびっくりするかも知れませんね(笑)。

中国の古代の有名な医者の華陀は五禽戯という5つの動物(虎、鹿、鳥、熊、猿)の動作を真似て作った適度に体を動かし鍛える健康法に似ています。

動くことと休むことは、やはり陰陽の関係になりますので、適度な運動、適度な休憩というバランスが大事ですね。

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1週間の予定

上海は今日はとても良いお天気で、暖かかったです。こういう日は授業に出ているのはもったいないですね。

最近、本当に1週間があっという間に過ぎていきます。いったい何をしているかをここで振り返ってみます。

月曜日:午前は、経絡経穴学、午後は方剤学、夕方から推拿人体操作

火曜日:午前は推拿手法、夜6時から中国伝統文化と中医(でもあまりにも遅く始まるので、選択するのをやめました・・・・。)

水曜日:午前に経絡経穴学

木曜日:休み(夜に中国伝統文化と中医がありますが、自主休講です。)

金曜日:午前は方剤学、午後は経絡経穴学

そんなにきつきつのスケジュールではないはずですが、週の始めに夜まで授業があるのが尾を引くのかしら?

経絡経穴学は、本当に暗記するものが多く、頭が混乱中です。

どうでもいい減肥をするには、お腹に12本鍼を刺すとかそういう話はよく覚えてるんですが(笑)、肝心の授業で習った重点ツボの効能については、なかなか頭に入っていきません。

方剤学は、おまけで聞かせてもらっているので、試験を受けなくて良い分、リラックスしすぎてほとんど頭に残ってません(笑)。試験のプレッシャーは少しは必要ですね。

推拿は体を使う授業なので、小さい頃から体育が苦手だった私はこの科目でいい成績を取るのはあきらめてます(笑)。

今これをしたいと夢中になるものが無いのが、毎日が無意識のうちに過ぎていく感覚になる一番の原因かもしれません。

水曜日は午前中だけだし、木曜日はお休みなのでここらで生活を立て直します。

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ツボの復習(手太陽小腸経)

ブログをチェックしてみたら、手太陽小腸経の復習を書いていなかったことに気がつきました。来週の金曜日はまた点穴の授業(ツボの位置の確認)があるので、早速復習を。

1.手太陽経脈の循行

小肠手太阳之脉, 起于小指之端, 循手外侧上腕, 出踝中, 直上循臂骨下廉, 出肘内侧两骨之间, 上循臑外后廉, 出肩解, 绕肩胛, 交肩上, 入缺盘, 络心, 循咽, 下膈, 抵胃, 属小肠.

其支者, 从缺盘循颈, 上颊, 至目锐眦, 却入耳中.

其支者, 别颊上zhuo, 抵鼻, 至目内眦(斜络于颧).

小指の外側端から起こり、手背外側に沿って腕部に至り、尺骨茎状突起に出て、そのまま上に向かい前腕外側後縁に沿って、尺骨肘頭と上腕骨内側上果の中間を経て、上腕外側後縁に沿って、肩関節に出る。肩甲部を巡り、大椎穴にて交会し、下に向って欠盆に入り、心臓に絡し、食道に沿って横隔膜を通過し、胃部に達し、小腸に属する。

支脈は、頸部沿って上へ行き、顔面頬部へ向い、外眼角に至り、耳中に入る。

支脈は、眼窩下縁に向かい、鼻根部から内眼角に達し、足太陽膀胱経に連接し、また斜めに走って頬骨部に分布する。

2.ツボ

19個のツボがあり、その中の重点ツボは以下の通り。

少沢(しょうたく):小指爪甲根部の尺側、その角を去ること1分に取る。急性乳腺炎に効果あり。

後谿(こうけい):第5中手指節関節の下、尺側陥凹部、手を握ってできる横紋の端に取る。腰痛、寝違え、精神病に効果あり。

腕骨(わんこつ):手背尺側、第5中手骨底と三角骨の間の陥凹部に取る。発熱、耳鳴りに効果あり。

養老(ようろう):前腕背面の尺側、前腕を回外してできる尺骨頭下際の橈側の陥凹部に取る。かすみ眼、肩、背、肘、腕の痛みに効果あり。

支正(しせい):前腕背部、陽谷と小海との間で陽谷の上5寸に取る。頭痛、発熱、精神病に効果あり。

肩貞(けんてい):腋窩横紋の後端から上1寸に取る。肩関節障害に効果あり。

天宗(てんそう):肩甲骨の棘下窩の中央陥凹部に取る。肩関節障害、乳腺炎、乳汁不足に効果あり。

顴髎(けんりょう):外眼角の直下、頬骨下縁の陥凹部に取る。顔面神経痛、歯痛に効果あり。

聴宮(ちょうきゅう):耳珠中央の高さで、耳珠と顎関節後縁との陥凹部に取る。

ツボの位置は、関節部や骨の際などのへこんだ部分などに多く、目印になる骨などがあるので、ツボの探し方はまた日を改めて書きたいと思います。

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ツボの復習(膀胱経)

今日は、授業がお休みの日なので、昨日授業で習った足太陽膀胱経の復習を。

1)足太陽経脈の循行

膀胱足太阳之脉, 起于目内眦, 上额, 交巅.  其支者, 从巅至耳上角. 其直者, 从巅入络脑, 还出别下项, 循肩膊内, 挟脊抵腰中, 入循膂, 络肾, 属膀胱.

其支者, 从腰中, 下挟脊, 贯臀, 入腘中. 其支者, 从膊内左右别下贯胛, 挟脊内, 过髀枢, 循髀外后廉下合腘中. 以下贯踹内, 出外踝之后, 循京骨至小指外侧.

足太陽膀胱経、目の内側角から起こり、額に上がり、頭頂で交会する。支脈は、頭頂で分かれ、耳の上角に至る。直行脈は、頭頂から内に入り脳に連絡し、戻ってきて下に向かい、項部へ至り、肩甲部の内側に沿って、脊柱を挟み、腰部に到達する。脊柱の傍らからの筋肉から体内に入り、腎臓に絡し、膀胱に属する。

支脈は、腰部よりわかれて下に向かい、臀部を通過して膝窩に入る。支脈は、項部から分かれ、肩甲骨の内縁を通過してまっすぐ下がり、臀部を経て下行する。大腿の外側後面に沿いながら下へ直行し、上述の膝窩に至る脈と会合する。そこから下へ向い、腓腹筋を通過し、外果の後面に出、第5中足骨粗面に沿って、足の第5趾の外側末端に至り、足太陰腎経と連接する。

2.足太陽経にあるツボ

67個のツボがある。重点ツボは28個。とりあえず、名前だけ挙げると、睛明(せいめい)、攢竹(さんちく)、天柱(てんちゅう)、大杼(だいじょ)、風門(ふうもん)、肺兪(はいゆ)、心兪(しんゆ)、膈兪(かくゆ)、肝兪(かんゆ)、胆兪(たんゆ)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)、大腸兪(だいちょうゆ)、膀胱兪(ぼうこうゆ)、次髎(じりょう)、承扶(しょうふ)、殷門(いんもん)、委中(いちゅう)、膏肓(こうこう)、志室(ししつ)、秩辺(ちっべん)、承山(しょうざん)、飛揚(ひよう)、崑崙(こんろん)、申脈(しんみゃく)、京骨(けいこつ)、束骨(そっこつ)、至陰(しいん)。

睛明と攢竹は目の近くにあり、疲れ目などに良い。

風門は背中の第2、第3胸椎棘突起間の外1寸5分に取るが、風邪の引き始めなど、肩甲骨の間を暖めると良い。

崑崙は、外くるぶし頂点とアキレス腱との間の陥凹部に取るが、後頭部の頭痛に良い。

至陰は、足の小趾の爪甲根部、外側の角を去ること1分に取る。逆子などにはここにお灸をすえると良い。

兪がつくツボは脊柱の脇1寸5分に並んでいるので、脊柱に沿って背中を上下にマッサージするとこの経脈を刺激して風邪などの予防になる。

他のツボの効能については、また後で・・・。

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試験無事終了!

昨日は、経絡腧穴学の試験でした。最初に1コマ授業があって、その後60分の試験です。

中間試験なので、50点満点で、選択問題が33問、名詞解釈が4問、簡答題が1問です。

選択問題は、ツボの位置、ツボの効能が中心でしたが、効能はほとんど授業で強調されなかったので、あまり深く勉強していなかったので、自信なし・・・・。

名詞解釈は、「腧穴」、「心系」、「郄穴」、「十二皮部」の4つで、これはなんとかクリアか?

簡答題は、足太陰脾経の流れを原文で書くこと。これもなんとか暗記していたものをかけたはず・・・。

とりあえず、終わって一安心です。クラスメートは早速期末テストの準備を開始してましたが、私は先日買った本を読み進めることに。

今まで読んだところまでで、季節にあわせた養生法についてをまずご紹介。

人間の体は四季の変化に合わせることで、健康に保たれる。四季の変化に合わないと、体の中の陰陽のバランスが崩れて病気にかかりやすくなります。

春は、陽気を発散させることが大事。

春は全てのものが成長する時期で、陽気が発生し、それをうまく利用して人体の精・気・血・津液の生成を活発にします。陽気を養うことによって、新陳代謝を高めます。

精神:屋外に出て動くことによって、精神を愉快に保ち、陽気の通りを良くする。

起居:遅寝、早起き。初春は寒かったり暑かったりするために、衣服を調整して、風邪にかからないようにする。

飲食:辛・甘・微温の食物をとる。辛・甘は発散作用を持ち、陽気の発散を助ける。温により陽気を守る。

運動:戸外で激しくない、ゆっくりした運動で体を鍛え、新陳代謝を高め、気血の流れを良くする。

中医学の聖典である黄帝内経の中にある春の過ごし方がこの養生法のもとになっています。

春はおおらかな気持ちで、ゆったりと過ごすのがよいようです。怒りは肝を痛めますので、ほどほどに。

ちなみに私は今学校の行きかえりを利用して40分くらい歩いています。空気はあまりよくないのですが(笑)、空気の暖かさなどを感じています。

昨日は、試験のあと20代、30代(私)、40代の同級生で運動場でフリスビーをしました。そしたら、今日は筋肉痛で・・・。40代の同級生は授業を休んでました(笑)。なにごともほどほどが、よいですね(笑)。

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面白い本をみつけました。

試験前だというのに、試験とは違うことがしたくなるのは私だけでしょうか?

9日の試験は「経絡腧穴学」の中間テストで、問題構成は「選択問題」、「名詞解釈」、「簡答題」の3部構成です。簡答題は、手太陰肺経、手陽明大腸経、足太陰脾経、手少陰心経のどれかの通り道を原文で暗記し、記載することになっています。どの経脈がでるかはわからないので、4つすべて覚えなければいけません。やさしい先生なので、足陽明胃経は、分岐が多く、原文が長いので、外してくれました。ありがとう、先生。

でも、あまりにもツボの本ばかり眺めて暗記しているので、なんだかバテ気味になってきたので、気分転換にふらふら外出したら、面白い本をみつけてしまいました。

シリーズででているようですが、私が購入したのは「国医・健康宝典」です。

ここでいう国医はもちろん、中医学のことで(笑)、中医学を使って健康に過ごしましょうというのがテーマになっています。

目次は次のとおり。

快速了解中医智慧 (すぐに理解できる中医の知恵)

1.内外统一的人体最健康(内外が統一した体は最も健康)

2.要想不生病, 阴阳调和(病気になりたくなかったら、陰陽を調和しよう)

3.运用五行, 调理身体(五行説を使って、体を保養しよう)

4.了解脏腑, 方懂养生(臓腑がわかれば、養生法がわかる)

5.你的经络健康吗(あなたの経絡は健康ですか?)

6.要想身体好, 调养气血不可少(体を健康に保つには、気血を整えるのがかかせない)

7.津液在人体中的重要性(津液の人体内での重要性)

8.顺四时养生最有效(四季に応じて養生するのが最も効果的)

9.远离六淫, 远离疾病(六淫:外邪、病気になるもと、六淫を遠ざけて病気を遠ざける)

10.劳逸结合防止患病(活動と休養のバランスをとることが病気を予防する)

11.调节情志, 莫伤身(心・気持ちを整えて、体調を崩さないように)

12.饮食养生, 不生病的吃法(飲食に気を使い、病気にならない食べ方)

13.人体内的正邪之争(体の中の正気と邪気の争い)

14.你的体质抗病能力打几分(あなたの病気への防御力はいくつか?)

以下は、経絡、カッサ(ぐぁしゃといいます)、中薬などが続きます。

紙質は悪いのですが(笑)、カラー刷りで写真も沢山あり、なんといっても自分でできる按摩の方法や、生薬の説明、それからこちらで買える中成薬が紹介されていて、なんとも楽しい本です。

さわりしかまだ読んでませんが、日本でも東洋医学が見直されているようですので、こういう本が翻訳されて、紹介されるとよいのですが、とここで述べていても本のよさは伝わらないので、学校の記事以外にちょこちょこと内容をご紹介していきたいと思います。

そうしないと中国語の本はなかなか読むのが遅くて(笑)。というか、漢字だからと素読みして、内容がまったく頭に入っていなかったりするので、ブログを活用させてもらいます。

それでは、また試験勉強にもどろうっと。

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今日は啓蟄

3月9日のツボの試験に向けて勉強していますが、気ばっかりあせって落ち着かなくなっているので、ちょっと息抜きにブログを書きます。

タイトルにあるように、今日は啓蟄です。中国の農暦書には「斗指丁为惊蛰,雷鸣动, 蛰虫皆震起而出, 故名惊蛰」との記載があります。簡単に言うと、3月のこの時期に雷が鳴り、その音で冬眠していた虫達が起きてくる、ということです。

実際には、雷の音で目覚めるのではなく、気温の変化で目を覚ますと注釈がついてました(笑)。

この時期は陽気が段々と増えてくる時期で、中医学で言うと、木(肝)の時期に入ってきます。春の時期は、気持ちをのびのびとさせて過ごすことがよいのですが、体が元気になると同時に、もともと持っていた病気も活発になることがあります。「百草回芽、百病易発」と言いますので、それぞれの体質にあった調整をすることが大事です。

で、どういう調整を行うとよいかと言うと、運動面ではヨガやストレッチを取り入れるとよいです。このとき、呼吸にも十分注意しましょう。

それから、食事の面ですが、体質によって以下の様に分かれます(自分の体質は、最近色々な漢方の本がでているので、そういうもので調べてみてください)。

陰虚(寝ているときに汗をかきやすかったりする):保陰潜陽、清淡な食物を取る。もち米、ゴマ、蜂蜜、乳製品、豆腐、魚、野菜、サツマイモなど。

陽虚(手足が冷える):壮陽の食物、羊肉、鶏肉、鹿肉など。

血瘀(血のめぐりが悪い、生理の時に塊が混ざる):活血化瘀の食物、くるみ、黒豆、青梗菜、慈姑(くわい)、お酢など。サンザシやピーナッツのお粥も良い。また当帰、川芎、丹参、地黄等の活血化瘀の生薬を用いてスープを作ると良い。

痰湿(太り気味、むくみがち):健脾利湿、化痰袪湿の食物、大根、蚕豆、たまねぎ、のり、くらげ、はとむぎなど。

春は肝の季節ですが、肝気が旺盛になると脾が傷つきやすくなるので、健脾の食物、甘みのある食物をとるとよいです。

私の好きなスープにトマト入り卵スープ(番茄鸡蛋汤)があります。最初にトマトを1口大に切り、さっと炒めた後、鶏がらスープを加え、最後に溶き卵を入れます。塩で味を調えてできあがり。うちはここに香菜(パクチー)を加えます。

これは、生津止渇、健胃消食作用があり、この時期にお勧めのスープです。試してみてください。

参考資料:節気与養生

オレンジページや日経ヘルスから出ている漢方の本もお勧めです。

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