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何さんの髪が黒くなった!

今日は、生薬のお話を。前から本で説明されていたので知っていたのですが、金曜日の授業で先生が詳しく説明してくれたので、ご紹介します。

生薬の名前は「何首烏」。

<名前の由来>

昔、あるところに何さんという若い男性がいました。20代の若さだというのに、髪が白髪になってしまい、年寄りに見られるようになってしまいました。

若い何青年は、気に病んで、山にこもり1人で隠遁生活を送ることにしました。山暮らしを始めてからは、食べ物も自分で見つけなければなりません。ある日、木の根っこをほってみると、まるで人間の形を模した様な根っこを見つけました。

何青年、これは人の形に似ているし、栄養があるのだろうと、せっせとその根っこを食べましたところ、なんと髪の毛が黒くなっているではありませんか!

白髪を気にして山にこもったので、黒髪に戻ったのだから、喜んで村に帰りました。驚いたのは、村人達です。皆で、何青年に何を食べたか聞いたところ、人の形に似た根っこの植物を食べたということで、皆で探しにいき、食べたところ、やはり髪が黒くなったそうです。

そこで、この植物の根っこを何さんの頭(首:リーダー、かしらという意味)が烏(黒を意味する)になったということで、「何首烏」と名づけました。

<効能>

制首烏は補益精血、固腎烏須、生首烏は截瘧解毒、潤腸通便

中医学で髪は血の余といいますので、この効能は納得です。ただし、最近は人工のものが多いので、昔ほど効果は高くないそうです。

こちらでは、何首烏の配合されたシャンプーなどが売っています。特に有名なのは、ジャッキーチェンが宣伝するもののようです。

昔101発毛剤というのが流行った事がありますが、これにも何首烏が使われていたそうです。先生曰く、日本でとっても売れて、中国人はこれで一儲けした人が沢山いたそうです。

こういうお話があると、授業も面白くなるんですよね(笑)。

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