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おねしょを治療するときに使うツボ

今日は、2回目の更新です。検索ワードを見ていたら、おねしょについて検索をされている方がいらっしゃったので、ここでツボをメインにしたお話を載せたいと思います。

簡明鍼灸学という本によると、おねしょの原因は、腎気不足、下元虚寒、脾肺気虚、肝経湿熱、不良習慣が挙げられます。

1)腎気不足、下元虚寒:夜間に1、2回の排尿がある。目覚めて初めて自分が排尿したことに気づく。顔色が白い、腰や膝が痛い、尿の色は済んでいて量が多く、回数も多い、寒がり。

2)脾肺気虚:病後である。おねしょをする。尿に行く回数が多いが量は少ない、顔色が悪い、力が出ない、食欲がない、軟便である。

3)肝経湿熱:おねしょをする。尿の色が濃い、怒りっぽい、夜間に歯軋りする、顔や唇が赤い。

治療に使うつぼ

主穴:中極または関元、腎兪、三陰交

中極と関元は臍と恥骨の上縁を結んだ線上にあり、その線を5等分して、臍から4等分目が中極、臍から3等分目が関元。

腎兪は、背中のツボで、第2腰椎棘突下、離れること1寸5分。

三陰交は、内くるぶしの上3寸で脛骨の内側縁の後方。

配穴:腎陽不足の場合、命門、関元兪、膀胱兪をあわせる。

脾肺気虚の場合は、足三里、気海、百会をあわせる。

肝経湿熱の場合は、陰陵泉、太衝をあわせる。

おねしょが続くと、子供の精神状態に影響を与えるので、治療をしていくことが必要である。

寝る前の水分の取りすぎには注意する。寝る前に必ず排尿させる。おねしょをする時間帯に合わせて、子供を起こし、トイレに行かせる。

何よりも、おねしょは治るということを伝えて、子供に過度に心配や精神的負担を与えないようにする。

という感じで、鍼灸の本なので、鍼を刺すつぼが記載されていますが、下腹部をマッサージしてあげると保健効果があるので、親子で寝る前にお腹をさするのもよいのではないでしょうか?

方剤を紹介したときにも書きましたが、子供の精神的なストレスを軽くしてあげることも大事なようですね。

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