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中国における癌治療のQOL評価

学校の図書館から借りている本で、今読んでいるのは、「実用中西医結合腫瘤内科学」。

30歳くらいからずっと緩和医療について興味があり、地道に本を読んだりしていてこれをライフワークにしたいと思っています。

癌の患者さんは手術や放射線療法、化学療法を次々と治療を受けられます。病巣がなくなっても再発の不安に悩まされることも多いでしょう。

免疫力を高めるために、健康食品などをとったり、食事に気を使ったり、色々な努力をされています。

体を整えていく面では、中医学というのはとても良いものではないかと考えています。学校ではなかなか癌に特化して勉強することは無いので、自分で本を探したりして勉強していますが、今回の本の中で興味を引いたのは、QOLの評価の方法です。

2007年9月に発売された本ですが、その中では中国ではまだQOLの評価というのは広く行われていないと書かれています。

ただ、1990年に孫燕教授という方が海外のQOL評価表を元に、中国版を作られたそうです。

評価項目は12個。

1)食欲、2)精神、3)睡眠、4)疲労、5)疼痛、6)家族の理解と適応、7)同僚(上司を含む)の理解と適応、8)癌に対する認識、9)治療に対する態度、10)治療の副作用、11)日常生活状況、12)顔の表情

それぞれの項目について、5段階評価をしていきます。

気になるのは、項目7)の同僚の理解と適応ですが、こちらではどのくらいの方が職場で自分の病気について公表されるかということです。

日本でも、職場での公表については悩まれている方も多いと思います。言った場合のメリットとデメリット、言わなかった場合のメリットとデメリット、どうやって決められるのでしょうか。

そのときに必要になる情報は、治療を受けていくことで仕事にどのような影響がでるかということでしょうか?例えば吐き気などの副作用がひどい、脱毛している、白血球が下がって感染の危険性がある場合どうするかなど、色々な情報が必要になりそうです。

どのように患者さんと一緒に前に進んでいけるか、永遠の課題ですが、地道に勉強していきたいと思います。

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