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新型インフルエンザ対策

今日2回目の投稿です。

暑い中、毎週買っている新聞を買いにいきまして、今週は「中医薬報」に新型インフルエンザ予防についての記事が載っていましたので、紹介します。

<インフルエンザを予防するには、まず先に正気を補う。広東省中医院呼吸内科主任 林琳>

予防には自身の免疫力を高めるのが先決。また湿熱体質の人が流感(インフルエンザ)にかかると「火に油を注ぐ」状態になるので、注意が必要である。

1.体質虚弱者

黄蓍、白朮、防風を用いる。これは玉屏風散の処方にもなるが、体質虚弱者が風邪を引いたときにも使え、平時でも使える。

2.湿熱体質

清熱解毒、袪湿の薬物を用いる。今回の新型インフルエンザの感染者で下痢がみられるため、板藍根は使わないほうがよいとの話もあるが、高熱、口渇、出汗、面紅、大便硬結のものは熱毒のため、弁証をきちんとすれば使用できる。ただし、脾虚の状態で下痢がある場合は遣わないほうが良い。

<衛生部は新型インフルエンザの治療に双黄連等を薦める>

1.毒襲肺胃

症状:発熱、悪寒、咽頭痛、頭痛、筋肉酸痛、咳

参考方薬:炙麻黄、杏仁、生石膏、柴胡、黄芩、牛蒡子、羌活、生甘草

常用中成薬:蓮花清瘟胶嚢、銀黄類制剤、双黄連口服制剤

2.毒犯肺胃

症状:発熱または悪寒、悪心、嘔吐、腹痛腹瀉、筋肉酸痛

参考方剤:葛根、黄芩、黄連、蒼朮、藿香、姜半夏、蘇葉、厚朴

常用中成薬:葛根芩連微丸、藿香正気制剤等。

3.毒壅気営

症状:高熱、咳、胸悶憋気、喘促気短、煩躁不安、甚だしい場合神昏譫語(うわごとをいう)。

参考方薬:炙麻黄、杏仁、瓜蔞、生大黄、生石膏、赤芍、水牛角

必要な場合、安宮牛黄丸などを使用する。

<インフルエンザを予防するには、体質強化から>

6つの薬膳を紹介

1.二白湯:葱白、大根、香菜を煮てスープにする。

2.薄荷梨粥:薄荷、梨、棗を煮て漉してスープを取り、粟または米を入れてお粥にする。平時に「上火」の症状(口内炎とか)が出る人にお勧め。

3.荸萕(クワイ)、百合、梨などの清熱生津の作用のあるものを食べる。

4.新鮮な馬歯莧(すべりひゆ)をニンニク醤油で合えたりして食べる。

5.百合、はと麦、八角ウイキョウ、蓮根、豚肉でスープを作る。

百合は寒潤性質があるので、風寒咳、脾虚の人はあまり取らないほうがよい。

昨日スーパーに行ったら、すべりひゆを買っている人が沢山いたんですけど、この影響でしょうか?←気のせい(笑)

上海はものすごい隔離政策などを行ったので、まだ入ってきていませんが、体をメンテナンスしておくことは大事ですね。

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