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子供の食が進まないとき。

読んだ本に載っていた面白い内容については、どんどん紹介しようと思っています。

今回は、子供の食が進まないときに中医学的にはどうやって対処するかです。

これは「中医里的養生智慧」という本で紹介されているものです。

食が進まない子供は脾胃が弱い状態にあります。そこで登場するのが、小児按摩です。

やり方はこちら。

1.子供を仰向けにして、お腹をだす。お母さん、お父さん(按摩をしてあげる人)は両手を擦り合わせて掌を温めます。

2.お臍を中心にして時計回りにお腹をさすること200回。手は交互に動かします。

3.みぞおち辺りから下へ向かって両手を交互に動かしさすること200回。皮膚がほんのり赤くなって温かい感じがするならOK。

4.その後、天枢(臍の両側)、中脘(みぞおちと臍の間の中間点)、丹田(臍と恥骨結合上縁の臍から5分の3の位置)、足三里(両脚の前外側、膝から3寸下がったところで脛骨の脇)のツボをそれぞれ1分間押さえる。

5.次に子供をうつぶせにする。

6.第7頚椎のところから、背骨を挟んで両手の親指で、尾骨に向かって連続的に押していく。6回。

7.その後、肝兪(第9胸椎棘突下離れること1.5寸)、胆兪(第10胸椎棘突下離れること1.5寸)、脾兪(第11胸椎棘突下離れること1.5寸)、胃兪(第12胸椎棘突下離れること1.5寸)のツボをそれぞれ各1分間押さえる。

8.毎日1回、約20分間かけて上記の按摩を行う。7回を1治療過程と考え、最長で2治療過程を行う。

リズムは緩やかで、手は按摩の部位から離さず、軽く柔らかな力加減で行う。

この按摩は劇的な効果は無いが、腹部を機械的に刺激する作用があり、副作用はない。

中医学的には、調整陰陽、調理気血、臓腑の正常機能の回復作用がある。

また親が子供に按摩することによって、親子の交流が生まれる。

小児推拿は昔から色々研究されているようです。子供は薬を使う場合、投与量の調節など注意する点が多いのですが、このように按摩を通して、体を調整していけるのはとても良い方法だと思います。

*ツボの正確な位置は、図を載せることができないので、本などで調べてください。すみません。

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