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防治猪流感涼茶薬方

毎週買っている「健康財富」という新聞に猪流感(豚インフルエンザ)に対する涼茶の薬方が載っていたので、ご紹介します。

広州中医薬大学付属第一医院温病教研室の钟嘉熙教授が、報道されている豚インフルエンザの症状をもとに防治となる薬方を発表した。

豚インフルエンザは通常のインフルエンザと初期症状は似ており、今までに報道されている症状から考えて、中医学の温病の範疇で、「風熱加湿」に当たると考えられる。

通常のインフルエンザに使用される板藍根は、苦寒傷胃で、主に清熱解毒の作用を示すが化湿の効果は無い。

そのため、教授は以下の防治豚インフルエンザの薬方を発表した。これらの薬材を洗って、しばらく水に浸した後、強火で15分煮て服用する。

処方

桑葉12g、菊花12g、北杏仁10g、枇杷葉12g、葛根15g、生薏仁15g、芦根15g、桔梗12g、連翹12g、大青葉15g、銀花12g、甘草6g(予防のためであれば、杏仁と桔梗は取り除く)。

という記事でした。

それぞれの薬材の性質を補足で紹介しておきます。

桑葉:苦・甘、寒。 疏散風熱、清肺潤燥、止咳、平肝陽、明目

菊花:甘・微苦、微寒。 疏散風熱、明目、平肝陽

北杏仁:苦・辛、温、小毒。 止咳平喘、潤腸通便

枇杷葉:苦、涼。 化痰止咳、降逆止嘔

葛根:甘・辛、涼。解肌退熱、透疹、生津止渇、昇陽止瀉

生薏仁:甘・淡、微寒。 清利湿熱、袪湿除痺、排膿消腫、健脾止瀉

芦根:甘、寒。 清熱生津、清排瀉熱、清胃止嘔

桔梗:苦・辛、平。宣肺袪痰、排膿消腫

連翹:苦、微寒。清熱解毒、清心瀉火、消癰散結、清熱利便

大青葉:鹹・苦、大寒。 清熱解毒、涼血化斑

銀花:甘、寒。 清熱解毒、涼血止痢、疏散風熱

甘草:甘、平。 補中益気、潤肺袪痰止咳、緩急止痛、清熱解毒、調和薬性

桑菊飲や銀翹散を元に、湿を取るヨクイニン(薏仁)を組み合わせたような感じでしょうか。苦・寒の薬が多いので、長期の使用は、脾胃を傷めそうなので注意が必要な気がします。

薬材の性質:「中医臨床のための中薬学」を参考にしました。

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