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本の虫の成果(中医学・漢方編)

今日も上海は良い天気です。最高気温は30度とのことですが、もっと暑くなるような・・・。

来週の月曜日くらいまでは良い天気が続くそうです。

さて、昨日はお休みの間の読書記録を書いてみたのですが、夕べから読み始めた本で中医学・漢方に携わる方にお勧めの本を紹介します。

漢方治療 44の鉄則 坂東正造編著

これ、アマゾンで漢方関係の本を探すと、よく目にしていたものですが、ずっと買わずにいたものです。でもやっぱり気になるので、今回ご購入。

ああ、日本で使われているエキス剤の使い方というか選び方がとても分かりやすく書いてあります。病名と証の両方を考えて、選んでいく方法は実践的で、臨床に漢方薬を使われる方は是非読んでみてください。

私は、先月までに、200種類ほどの方剤について授業を受けましたが、なんだか頭の中で整理しきれない状態にありました。

この本を読みながら、教科書を見直すと、頭がすっきりしてきます。44の鉄則のうちにまだ半分しか読めてませんが、これは何度も読み返す本になると思います。

もう1冊の紹介は中国語の本です。(1月の終わりくらいに春節のお休みの間に読みたいと言っていた本ですが。)

中医 主症証治新編 成肇智 編著 人民衛生出版社

こちらは色々な症状(数えたら110個ありました)を取り上げて、考えられる証を挙げて、治療法(方剤、鍼灸を含む)を紹介し、予後や予防法、関連する疾病の診断要点が記載されています。

症状を弁証し方剤を選ぶという本は沢山ありますが、鍼灸の治療法も一緒に載せてあり、さらに西洋医学的な病名についての解説もついているので、今実際に臨床に用いる場合には役立つ本だと思います。参考文献もきちんと書いてありますので、もっと深く勉強していきたい場合は、どんどん調べていけそうです。

でもこの本、729ページもあって・・・。日本語に翻訳したものがあるかどうかは分かりませんが、日本語に訳したらいったい何ページになるんだろう?

参考までに、第1章のさわりをご紹介。第1章は頭頚症状です。

第1節:頭暈

概説

常見証型:1)気血不足型、2)腎精虧虚型、3)肝陽上亢型、4)痰蒙清陽型、5)脳絡瘀阻型

証治綱目:1)~5)の症状に対し、弁証分析、診断要素(八綱など)、治療法則(益気補血など)、主方及び加減

経験治療法、鍼灸療法

予後と予防

相関する疾病の診断要点:メニエール病、椎ー基底動脈供血不足、鉄欠乏性貧血、神経官能症

現代研究集粹

第2節は頭痛、第3節は片頭痛といった感じで書かれています。辞書のような感じで、患者さんの症状から調べていくのに良い本だと思います。

中医学や漢方は四字熟語が多いので、中国語で書かれた本でもなんとなく理解していけると思います。←自分がいつもなんとなく分かったような気になって読んでいるからでしょうか(笑)。

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