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2010年6月の12件の記事

最近読んだ本

仕事を始めて、なんだか精神的に落ち着かなくて、ほとんど本屋さんをのぞいていなかったのですが、やっぱり本の虫が騒ぎ出して、色々買っちゃいました。

薬学関係の本では、

精神科の薬がわかる本 姫井昭男著 医学書院

好きになる精神医学 越野好文、志野靖史著 講談社

どちらも図が載っていて、簡潔に書いてあります。下のほうが、対話形式で早く読めました。

息抜きの本では、

松浦弥太郎の仕事術 松浦弥太郎著 朝日新聞出版社

最強の人生指南書 斉藤孝著 祥伝社

松浦弥太郎さんは、暮らしの手帳の編集長をされています。仕事に対する姿勢が目からうろこです。

斉藤孝さんの本は佐藤一斎の「言志四録」から文言が抜粋されています。よく耳にする言葉もあり、出典はここだったのかと分かります。

他にも読みかけの本がありますが、また追って記事にしたいと思います。

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うちの病院の漢方薬使用状況

ああ、せっかく書いた記事を消してしまいました・・・。書き終わっていたのにcrying

気を取り直して、一応うちの病院でよく使われている漢方薬を紹介します。

抑肝散 ツムラ54番

大建中湯 ツムラ100番

抑肝散は中国の方剤学の授業では取り上げられなかったような気がします(忘れているだけ?sweat01)。

中に入っているのは、ソウジュツ、ブクリョウ、センキュウ、チョウトウコウ、トウキ、サイコ、カンゾウ

もともと小児の夜泣きなどに使われていましたが、ためしてガッテンでも取り上げられたように認知症への使用が増えています。

うちの患者さんは80代から90代が多いので、先生の使用目的は認知症でしょう。

ツムラさんのHPは充実しているので、のぞいてみるとよいかもしれません。認知症フォーラムというものも作られています。

http://www.tsumura.co.jp/

大建中湯は、ニンジン、サンショウ、カンキョウからなります。

腸の動きを良くする目的で使われているようです。うちの患者さんには便秘薬や消化器病薬と一緒に処方されていることが多いです。

方剤学の先生に昔聞いた話では、寒が強い患者じゃないと使わないと言っていました。方剤学の教科書でも小建中湯が先に書いてあって、大建中湯はおまけのように書いてあったような気がします。

あとは、補中益気湯や葛根湯がちらっと出る感じです。

うちの病院では漢方の勉強会を月1でやっているようなので、落ち着いたら参加したいと思っています。

まずは仕事を覚えなくっちゃ・・・coldsweats01

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今日は夏至です。

一年で一番昼間が長い日になりました。東京は蒸し暑い一日でした。

夏至は陽気が一番多くなるときで、これを過ぎると陰気がだんだん増してきます。

最近のバイブル「24節気養生法」からこの時期の養生法をご紹介します。

夏場はおなか周りが気になる季節ですよね。中国語では恰幅のよいおなかのことを「游泳圈(浮き輪)」、「将军肚(将軍腹)」とか言うようですよ(笑)。

そこで、おなか周りの経絡の流れを良くする方法として紹介されていたのが、コマネチのポーズ!

両手のひらをあわせて下腹にあて、そこから、わき腹に向かってさすりあげます。

さらに両手の甲を背中のちょうど腰部分(命門というツボがあります)にあて、やはりわき腹に向かってさすります。だいたい5分から10分くらい、皮膚がほんわり温かく感じるまでさすります。

私は下腹が冷えがちなので、よくさすっていますが、游泳圈はまだなくなりません(泣)。

さて、食べものでは暑さのためにどうしても陰虚が進んできます。ここで紹介されていたのが、地黄、クコ、酸棗仁、百合、棗を使った、「六味地黄粥」です。

地黄は漢方薬局に買いに行かないといけないですよね。なので私は簡単にクコ、百合根を料理に使います。どちらも養陰の効果がありますので、良いのではないでしょうか?

あとは、暑い時期、だんだん寝苦しくなりますよね。

そこで、夜寝る前に、お臍から指4本分下の関元というツボに手のひらをおき、時計回り、反時計回りに100回ずつさすると気血が関元に戻ってきて、眠りやすくなります。

朝起きるときにはすぐに起き上がらないで、下腹を揉んで、さらにお臍に手のひらをあて、深呼吸を何回かしてから起き上がると良いようです。

中国には、「药补不如食补, 食补不如神补」という言葉があるそうです。薬で体調を整えるのは、食事で体調を整えるのに及ばない。さらに食事で体調を整えるのは、精神を整えるのには及ばないという感じでしょうか?

皆さんも快適な睡眠が取れるように工夫してみましょう。あまりにも夜の睡眠が足りないようだったら、短時間(30分くらいまで)のお昼寝もお勧めですよ。

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観察者

ブログをお休みすると書いたのですが、新しい職場での1週間が終わって、自分がつくづく観察者だなということが分かりました。最初の印象を是非記録しておきたいと思って、記事にしてみました。

一緒に働く方は常勤が私を含めて4人、パートさんが3人(まだ1人にしか会っていません。)です。

その中に1人、当帰芍薬散の証に合う方がいます。あともう1人は梅核気(ヒステリー傾向)を持つので、半夏厚朴湯の証でしょうか?

もう1人は土の要素が強い感じですね。この方はなんだか私のタイプに似ています。

もともと人の行動を見るのが好きな私は、しっかり観察させてもらって、人間関係はばっちり分かりました。私が来る前は常勤が3人だったのですが上司が片方の人をかわいがって、もう一方の方はつらい思いをされていた様子・・・。私が入ることで少し関係が改善すると良いのですが。

年齢が同じで半年前に入職した方(可愛がられていないほう!)が、とても親切にしてくれて、多少ストレスもたまっていたのか、昨日は2人でお茶をしながら2時間も話し込んでしまいましたcoldsweats01

よくよく聞くと、やはりえこひいきがあるので、可愛がられる人は長く勤めるけれども、そうでない人は辞めていくようです・・・。

まだ働き出して一週間なのに、よく観察してますねと言われましたが、もうこれは趣味?、特技?、私のくせですね。

今は裏方の仕事を覚えるのに精一杯ですが、もうすぐ外来の患者さんに接する仕事をすることになるので、色々と観察していきたいと思っています。

処方される薬はほとんど西洋薬なので、こっそり中医学的診断をできればと思っています。

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しばらくお休みします。

今週から仕事を始めたので、まずはそちらを優先するので、ブログはしばらくお休みします。

ペースがつかめてきたら、再開します。

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読み終わりました。

やっと読み終わりましたsign01

先日「はまってしまいました」の記事に書いた、Twilightのシリーズ。全4巻。

最後の4巻なんて、700ページ以上あって、後半のビックイベントのところはいくら読んでもなかなか終わらなくて、どうしようかと思いましたが(笑)、なんとか読み終わりました。

ティーン小説の分類に入るのですが、日本の高校生もこんな感じのを読んでいるんでしょうかね。

私のめいっこは英語が好きで、外国のTVドラマを見たり、音楽を聴いたりしていて、もうすぐで英語力は抜かされそうです(泣)。夏にはホームステイに行くらしいですし。

それにしてもこの1週間、食事、睡眠、ほんの少し家事の時間以外はほとんどこの本を読んでいました。あまりにも長時間読んでいたので、めまいがしたくらい(笑)。

このくらい真剣に勉強関係の本も読んだら、ものすごく頭がよくなるかもcoldsweats01

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お手本が近くにいた!

先日、「考えない練習」という本のことを記事にしましたが、これを実践している人が近くにいました。

うちの旦那さんです・・・。

昔から、口数が少なかったのですが、上海から帰ってきて特に口数が少なくなってきました。

もしかして新しい仕事に慣れなくて、うつ病にでもなったのかと心配していたのですが、ちゃんとご飯も食べるし、夜もしっかり眠っているし、毎朝ちゃんと起きて会社に行っているし、病気ではなさそうな様子。

一応、「最近特にしゃべらないけど、具合でも悪いの?」と聞いてみると、「別に何も無い。仕事の愚痴も無い。病気でもない。もともとこういう性格。」というお答え。

1日の生活を見てみると、朝起きて、ご飯を食べて、シャワーを浴びて、会社にいって、帰ってきて、ご飯を食べて、寝るまでは部屋でパソコンや本をみて、入浴して11時ごろに就寝。

ご飯を食べている間は、ずっと静かでもくもくとご飯を食べている・・・。部屋にいるときも物音一つしない・・・。

こっそりのぞくと、何か作業はしている様子。何も考えずに、作業に没頭している感じです。

こうやって書いてみると、中医学の養生訓をそのまま実践しているような生活です(笑)。

テレビも要らないようで、未だにうちは地デジ対応ではありません(泣)。私がテレビをみていても気にならないらしいのですが、こっちが気にしてテレビを見る気も起きなくなります。

私は実家では結構にぎやかに過ごしていたので、こういう生活になったときびっくりしましたが、逆に彼も私がテレビを見ながら勉強したり、勉強しながら独り言を言っていたりするのにはびっくりしているのでしょう(笑)。

でも、「考える練習」を読んでもいないし、中医学も何も全然気にしていないのに、養生訓にのっとった生活を送っているので、少しうらやましい感じです。

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6日は芒種でした。

ちょこっと遅れましたが、6日は芒種でした。

もう次の節気は夏至ですよsign01早いものですね。

この時期は、ご存知梅雨が始まる頃ですので、湿気が多くなりますね。芒種を過ぎるまでは暑かったり寒かったりと気温の変動があるので、上着はしまわないようにと中国では言われているようです。

で、いつも読んでいる24節気養生法では、養心補血(夏は心の季節ですから)を心がけるとよいそうです。

いつも胃の辺りが冷えて、消化も悪い方、中医学では「虚者补其母」という概念がありますので、脾胃の母である心が活動的になる時期に合わせて、適度に養心を行えば、胃の寒さ、虚弱による不調は少し解消できると思います。

で、簡単に行える方法としては、胸から上腹部をマッサージすることです。お臍から鎖骨の間のくぼみを結んだ直線の上にはツボが並んでいます。特にお臍の上4寸のところには中脘というツボがあり、これは胃の募穴に当たりますので、胃の調子の悪い方はここに掌を置いて、くるくると円を描くようにマッサージするとよいでしょう。

またあばらのところ(両脇)には肝経が通っていて、わき腹をマッサージすると、肝経の通りを良くするので、暑くていらいらしがちなときはこちらをさすってください。

本では補血の意味で、四物湯(当帰、川芎、白芍、熟地)と鶏肉でスープを作り、それを服用すると良いと紹介されています。顔色が冴えなく、舌の色も薄く、皮膚がかさかさしたりといった血虚の方はよいと思います。中国では、スーパーでも、この生薬の組み合わせがパックしてあって、スープ用として売られています。日本では材料を揃えるのが大変ですよね。

これから暑くなって、冷たいものを取ることが多くなると思いますが、四物湯でなくても、週末にスープを作っておいて、少しずつ温めて飲むとよいのではないでしょうか。

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はまってしまいました。

ああ、また本の虫が復活してしまいました・・・。

仕事を再開するので、勉強用の本を買いに紀伊国屋書店に行ったのが敗因ですweep

わたしにとっては、デパートよりわくわくするところなので、勉強の本だけを買って終わるわけはありませんcoldsweats01

ぶらぶらと歩いていて、洋書コーナーへ。

で、買ってしまいました「Twilight」。

この間、夜のお出かけした友達と気になるよねと話していたし、前にHistorianという本を読んだ後、バンパイア物として気になっていたし、何より大学で一緒だったブラジル人と韓国人の女の子達が絶賛していたので、つい買ってしまいました。

でも、小説っていうのは好みがあるからと、1冊目だけ買って帰り、電車の中で読み始めたら、面白いんです!

やめられなくなって、今朝の3時まで読んで、少し仮眠して続きを読んで、ついに最後まで読んでしまいました・・・wobbly

(丁度、旦那様が北京に遊びに行っていて月曜日まで帰ってこないんですhappy01

続きが読みたいので、きっと明日買いに行っていると思います。

ちなみになんで英語のやつを買ったかというと、単に値段が安かったからです(笑)。翻訳になると文庫でもだいぶ高くなるんですよね。

それに会話が多くて、ティーン向けなので高校まで英語を習っていた人だったら、読めるはずです。なんといっても分からないところは想像力でカバーできますから(笑)。

中医学では長く座りっぱなしだったり、目を使うのはいけないことになっていますが、こればっかりはやめられません。

ああ、仕事を始める前でよかったですcoldsweats01

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立てば芍薬

今日、2つ目の記事です。こちらは中医学関係で。

最近、近所のお花屋さんで、茎を長く残した芍薬の切花が売られています。きれいですね。

この芍薬、生薬として用いられるのですが、それについての昔話があります。

華佗の奥さんが白芍の薬効を見抜く!

東漢の時代の名医である華佗は薬効のある植物を持ってきては庭に植えて治療に使っていました。

あるとき、外地から来た人が芍薬を華佗に贈りました。華佗は家の前に植えた後、その葉、茎、花などを味見して、なにも薬効の無い、普通の花だと思いました。

ある晩、華佗が家の中で本を読んでいると(勉強していると)、突然女性の泣き声が聞こえました。おかしいと思い、外にでてみると人影はありません。ただ、芍薬の花があるだけです。

華佗は「さっきの泣いた女性は芍薬なのか?しかし、お前は全身調べたが何も薬効がない花だ、どうして薬に使うことができようか。」と自問自答し、部屋に戻りました。

しばらくすると、また女性の泣き声がします。また外に出てみても、そこには芍薬があるだけです。

変に思った華佗は、眠っている奥さんを起し、今の出来事を話しました。奥さんは外の花々を見ながらいいました。

「ここに植えられている草木はすべてあなたの手で良薬になります。そして無数の人を病気から救っています。あの芍薬だけ、薬にもなれずただそこにあるだけなので、残念に思っているのでしょう。」

華佗は笑っていいました。

「私は、全ての草木を味わって、その薬性をみきわめ、どうやって使うのがよいかきちんと判断し、使ってきた。芍薬は、葉、茎、花を味見してみたが、どうみても薬効はなく、薬にならない。どうしてそれが芍薬を残念がらせることになるのか?」

何日か過ぎて、華佗の奥さんは不正出血し、腹痛を訴えましたが、どの薬を使っても効きません。奥さんは、華佗に隠れて、芍薬の根っこをほって、それを煎じて飲みました。

半日もしないうちに、腹痛はとまりました。奥さんは、華佗に芍薬の根を煎じて飲んだことを伝えました。

華佗はそこで初めて、確かに芍薬を薬効が無いと決め付けて悔しい思いをさせていたのだと分かりました。

その後、華佗は芍薬を調べなおして、止血、活血、鎮痛、滋補、調経(生理を整える)作用があることが分かりました。

ちょっと長くなりました。私はこういう昔話が大好きなんです。これは、中医薬報に紹介されていた話ですが、他の本でも紹介されていたと思います。

暗記をするのにも、なんだか面白さが出てきてよいのではないでしょうかhappy01

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ありがたい、ありがたい

今週は、就職が決まったのを皮切りに、火曜日に昔リフレクソロジーを習ってからお付き合いが続いている先生とランチ&お茶を楽しんだり、思いがけず上海にいるお友達からメールが来たりとHAPPYな一週間になっています。

就職は、職場を随分離れていたし、条件をかなり低くしないとだめかなとあきらめムードでしたが、ひょこっと求人が出て、うまく縁を結ぶことができました。これ、ありがたいことの1。

火曜日は、私の家の近くで、ランチ&お茶をして、素敵なお花屋さんも紹介してもらいました。先生、授業のときはとっても厳しいのですが(笑)、面倒見が良くて、いつも勉強されているので、会うとパワーアップする感じです。

そうそうお花屋さんでは私はローズマリーの鉢植えしか買わなかったのですが、バラの花束のお土産をいただいてしまいました。次は、アレンジを頼みに行きますね。これ、ありがたいことの2。

そして、夕べは方剤学でお隣に座って勉強していた韓国人の女の子からメールが届きました。

4月末に仲良かった子たちにメールをしていたのですが、届いてなかったようです・・・。(不達になっていなかったのに、どうして?)

別の子が転送してくれたようで、何も返答しなくてごめんねということと、今病院に実習にいっていて、薬局での実習が楽しいということを知らせてくれました。

早速、久々に中国語でメールを書いて、返信しましたが、意味が伝わったか不安ですcoldsweats01

この女の子は、パソコンが得意なので、色々な資料を集めては見やすいメモにして配ってくれていました。2年目に入ってからよくお話するようになったのですが、こうやって気にかけてくれるのはうれしいですね。ありがたいことの3。

他にもありがたいことが一杯ですが、あんまり書くと、個人情報をどんどん出してしまうことになるので、こっそり個別に感謝の気持ちを表していきますね(笑)。

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ご報告

だらだら生活からついに脱出です!

就職が決まり、薬剤師としてのお仕事を始めます。

中医学&漢方のお仕事ではありません。西洋医学です。

こちらのブログは、個人的に勉強したことをほそぼそと書いていこうと思っています。

なにせ、大量の本を中国から持って帰っているので、ネタは沢山あるんですcoldsweats01

ぼちぼち続けていきますので、たまには見に来てくださいね。

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