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お話好き?

今日は、中医学からちょっと離れたお話です。

うちの病院の先生でもう60を過ぎているのですが、探究心があって、講義好きの先生がいます。

最近色々と気になる患者さんがいるようで、ぶつぶつ言いながら薬局に来ます。

2、3日前は、動脈閉鎖症の患者さんに抗血栓薬を使うと下血するし、やめると痛がるしどうしようといいながら、結局はプロスタグランジン製剤を投与することで一件落着。

次は、別の医師たちがニューキノロン系の抗生剤を使いすぎるのが気に入らなかったようで、「ニューキノロンの作用機序、知ってる?DNAジャイレースとかトポイソメラーゼ阻害とか説明できる?」と質問しながら、答えを色々と説明して帰っていかれました。

今日は、中心静脈カテーテルの挿入部位が赤くなっていて、でも感染症を示す兆候はなくてなんだろうということになり、先生はカテーテルを抜いてしまったのですが、メーカーさんに聞くと、静脈炎の可能性が大きいので、本当は抜かないで、温めたりするのが良かったようです。

メーカーさんの説明を聞いた後、先生が「ああ、失敗した。患者さんに負担をかけちゃったな。勉強不足だな・・・。もっと勉強しないと」とつぶやいて病棟へ帰っていかれました。

で、夕方またやってきて、なぜ静脈炎になったかの原因を必死にさぐっていたようで、患者さんが顎をしきりに動かしていて、それが胸鎖乳突筋を伝わってカテーテルを動かして静脈を傷つけていた様子と分かったようです。報告ありがとうございました(笑い)。

それにしても、本当にすごいです。お年の割りにはきちんと勉強するし、薬剤師に色々と質問したり、講義してくれたりと腰も低いんです。

前からいる方は、色々言われてちょっとうるさいと感じているようですが、私は感動してしまいました。先生の話を聞いた後、家で関連する本をめくりましたし(笑)。

頑張って勉強して、先生とお話できるようになりたいなconfident

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