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生薬の覚え方7-2

12月に入りましたね。最近ブログ更新の間隔が開いてきたので、ちょっと気合を入れなおして頑張りたいと思います(笑)。

さて、今日は異部擅長法の続きです。

5.以仁潤腸

仁とは核の中身、サネのことです。これは、油分を多く含むので、潤腸通便の効能があります。

①柏子仁:側柏果実のさね。養心安神、潤腸益脾

②火麻仁:大麻のさね。潤燥滑腸

③郁李仁:郁李のさね。潤腸緩下

④瓜蔞仁:瓜蔞のさね。潤燥滌腸

⑤松子仁:松の実。潤腸益脾

⑥桃仁:桃のさね。破血潤腸

⑦杏仁:杏のさね。降気潤腸

⑧梔子仁:生のくちなしの実。清熱通便

⑨胡桃仁:くるみの殻をとったもの。補益肺腎、潤燥通便

⑩決明子:はぶ。キョ風明目、潤腸通便

6.以藤通絡(筋)

蔓性の植物は人体の筋絡に例えられる。

①絡石藤:蔓茎、葉。キョ風通絡、涼血消腫

②鶏血藤:根茎。舒筋通絡、補血活血

③海風藤:蔓茎。キョ風通絡

④千年健:大血藤科のつる性の潅木の根茎。キョ風湿、壮筋骨

⑤天仙藤:馬どう鈴の蔓茎。キョ風化湿、利気活血。

⑥忍冬藤:金銀花の藤。通絡

7.以子明目

種類は明目の作用があると言われている。

①決明子:はぶ。清肝明目。

②青葙子:青葙の種。清肝涼血、明目退翳

③クコシ:クコの実。滋養肝腎、益精明目

④桑葚子:桑の実。滋補肝腎、益精明目

⑤菟絲子:寄生性つる草菟絲の種。補肝腎、益精髄、明目

⑥沙苑蒺藜:マメ科一年生大草本植物扁茎オウギの種。固精明目

⑦車前子:車前草の種。利水通淋、清熱明目

⑧女貞子;女貞の実。補益肝腎、聡耳明目

8.梗能理気

①紫蘇梗:紫蘇の茎。順気安胎

②香薷梗:香薷の茎。理気か湿、清暑解表

③薄荷梗:薄荷の茎。散風清熱、解郁疏気

④荷梗:中空発汗の項を参照。

⑤藿香梗:藿香の茎。理気和中、芳香化濁

⑥青蒿梗:青蒿の茎。キョ暑化湿、理気和中

今日はここまで。でもまだまだ続きますよ(笑)。

出典:新编 中药记忆法 金盾出版社

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