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2010年12月の13件の記事

良いお年を。

今年もまもなくおしまいですね。
日本に帰って来てから、ブログの更新がちょっと少なくなりましたが、来年もぼちぼちとやっていきたいとおもいます。
とりあえず、今年の更新は今日でおしまいです。

あ、最後にお屠蘇ネタをひとつ。
中に入れる生薬は、防風、桔梗、白朮、山椒、肉桂、大黄などで、風邪を防ぎ、胃腸機能を整え、体を温める作用があります。
この時期にピッタリですね。

それでは、良いお年を。

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生薬の覚え方10-2

前回の続きで、形態象征法を紹介します。

13.鹿角:角は天に向かって伸びている。天は陽に属す。よって鹿角は補陽の効果が期待できる。

14.海狗腎:男性の外陰ににているので、補腎益精、壮陽起痿の効果が期待できる。

15.胡桃:人の脳に形が似ている。脳は髄の海といわれ、腎は骨を司り、髄を生じる。よって胡桃は補腎壮腰の効果が期待できる。

16.皂莢:皂莢は水中でこすると白い泡を出す。この白い泡が人の痰に似ている。よって、皂莢は強烈なキョ痰作用があると言われている。

17.白前:ガチョウの羽の管に似ている。管は通気に長けているので、降気下痰の効果があると言われている。

18.冬瓜仁:冬瓜が実が腐った後でも種は腐らない。よってキョ腐敗濁の効果があると考えられている。

19.皂莢刺:皂莢はキョ痰の効果がある。刺は排膿の効果があると言われている。

20.柿蔕:柿の蔕は瓶の蓋のようであり、蓋は気を閉じ込め、汁を外に出さない。よって、止呃逆の効果があると考えられている。

21.鶏血藤:この藤は断面が赤く、骨髄のように見える。骨髄は血を生む源である。よって、鶏血藤は養血補血、舒筋壮骨の効果があると考えられている。

22.紅花:これを水に浸すと殷紅色になる。その色が人の血液の色に似ていることから、補血活血、キョ瘀調経の作用があると考えられている。

23.懐牛膝:その形が牛の膝関節に似ていることから、補肝腎、強腰膝の効能があると考えられている。

24.何首烏:形が人に似ている。大補元気の効能があると考えられている。

25.禹余粮:形が饅頭のような鉱石である。止瀉、止血の効果があると考えられる。

昔の人は分析機器が無いので、その形などから効果を類推して、またそれを実際に試しながら、生薬の効果を確かめていっていたのですね。

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明日は冬至です。

明日12月22日は冬至です。

1年の中で夜が一番長い日になりますね。陰が極まる日でもあるのですが、極まればすなわち転ずというとおり、明日は陽の気が芽生え始める日でもあります。

この小さな陽気を真陽の気といいまして、これを大事にしていくことで、一年の健康を保つことができます。

さて、どうやって大事にしていくかというと、静かにゆったりと自然の流れに沿って養っていきます。まるで、お腹に赤ちゃんを抱えた母親のように、慎重に大事に芽吹いた陽気を育てていきましょう。

養生とは良い生活習慣を養っていくことです。この習慣の力が大きくなるほど、自分の体は健康に近づいていきます。

この冬至の時期に行いたい養生法はこちら。

1.経絡方

両手を胸の前でくみます。組み方は右手の手のひらは左手の手首の内側を、左手の手のひらは右手の手首の内側をつかみます。つぼでいうと、手のひらの労宮というツボと手首の内側の内関というツボが合わさるような感じです。

どちらも心包経のツボで、調心臓、安眠、体質強化の効果が期待できます。

2.食療方

蓯蓉補陽粥で、開路、温補腎陽をしましょう。

寒くなるとトイレが近くなったりしますよね。特に年齢が上になるとより感じやすくなるのではないでしょうか?これは腎の陽気が少なくなることによって、頻尿になりやすくなるのです。ここで肉蓯蓉を使って腎陽虚を改善してきましょう。腰痛にも効果があります。

肉蓯蓉と羊の肉、お米を煮て、お粥にするそうです。これを朝晩2回食します。

日本では漢方薬局で肉蓯蓉は手に入ると思います。羊の肉は、少し前からジンギスカンが流行ったりしたので、大きいスーパーでは売っているのではないでしょうか?羊のお肉は体を温める効果があるので、冬場は少し取ると良い食材です。

3.ヨガ方

陰から陽に転化するこの時期、静かに座る(座禅みたいなものでしょうか?)って心を落ち着かせることが大事です。座り方には7つのポイントがあるようです。

①姿。蓮華座という形に座るのが理想。でもそれぞれの脚を交差して座るだけでもOKです。

②背筋は伸ばす。でも緊張しすぎないこと。

③手の平は上に向け、左手の手のひらの上に、右手の甲をのせる。両手の親指は軽く触れる状態に保つ。

④左右の肩は少し開き気味にする。猫背にならないように。

⑤顎は引き気味にするが、前のめりにならないように。

⑥目は軽く開き、3メートルほど先をみるか、軽く閉じる。

⑦舌の先は軽く上の口蓋につける。

10分くらいこのような姿勢を保って、静かに座ると良いでしょう。

さて、今年1年は24節気養生法という本から養生法を紹介しました。残るは小寒の節気だけになりました。

来年はまた別の本から季節にあった養生法を紹介していきたいと思います。

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ちょっと脱線して・・・。

最近は、暗記法のことと二十四節気の記事ばかりになっているので、ちょっと息抜きの記事を書いちゃいます。

日常生活は仕事⇔家の往復で過ぎていくのですが、先週末は思い切って実家に帰ってきました。

おばあさんの一年忌に帰れなかったし、年末は主人の実家に帰るので、エイッという感じで行ってきました。

着いた日には同級生が集まってくれて、プチ同窓会を開いてくれましたし、次の日は墓参り&父のパソコンに年賀状ソフトを入れるなどこまごまとした作業を終わらせ、夕方からはいとこの家でお酒をいただきました。

そこのおじさん、健康オタクなのですが、最近はホワイトリカーに色んなものを漬け込んで薬酒を作っていました。おばさんは、「あんまりほめんといて!瓶代とお酒代がかかるんだから」と怒っていましたが(笑)。

最終日は、別のいとこのうちに挨拶に行き、そのままちょこっと買い物をして夕方の便で東京へ戻りました。

宮崎でお世話になった皆さん、ありがとうございました。

次に帰るのは、来年の夏かな・・・。あ、でもまた思い立ったら帰っちゃうかも(笑)。

そのときは、また皆さん宜しくお願いします。

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生薬の覚え方10-1

今日は、また違った記憶法の紹介です。

形態象征法といいまして、植物の形とその薬性をつなげ合わせて覚えていく方法です。

具体的にはこちら。

1.人参:人参は人の形に似ている。人は元気を本としているため、人参には、大補元気の効果がある。

2.荔枝核:ライチの種。李時珍曰く、「その形は睾丸に似ており、寒が原因の全ての疝疾を治す。」よって、疝を治療する要薬といわれる。

3.葫芦:形が腹に水が溜まって膨れているように見えるため、行水消腫の効果があるといわれる。

4.钩藤:形が四肢がひきつけを起した様子を表すため、平肝熄風の効果があるといわれる。

5.狗脊:形が犬の脊椎に似ているため、補骨壮腎の効果があるといわれる。

6.肉苁蓉:形が腎ににているため、補腎壮陽の効果があるといわれる。

7.菟丝子, 鱼鳔胶:形が腎精のようであり、填精益腎の効果があるといわれる。

8.补骨脂:形が内腎に似ているため、温腎壮陽の効果があるといわれる。

9.松节:形が関節ににているため、「百節の風、風虚、脚痺疼痛」を治すといわれる。

10.夏枯草, 荆芥穗:どちらも尖端の穂のため、頭風を治すといわれる。

11.百合:形が肺に似ているため、潤肺止咳の効果があるといわれる。

12.龟版:その腹板は地面についており、地は陰に属す。よって、亀版は補陰独勝といわれる。

今日は、生薬の名前は簡体字で書きました。

出典:新编 中药记忆法 金盾出版社

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生薬の覚え方9

今日紹介する記憶法は、音同義通法です。これは、語呂合わせににた覚え方です。

中国語の発音なので、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、中医学に興味のある方は、ちょっと知っておくと、勉強が楽しくなるかもcoldsweats01

1.藁本gaoben:「高本gaoben」に通じる。人の体で高いというところは、頭頂部です。この生薬は頭頂部の頭痛に効果がある。

2.沢瀉zexie:「択瀉zexie」に通じる。選択的に邪を排泄するということで、体内の要らないものを排出し、精は残し、利水効果はあっても、陰を傷つけないといわれている。

3.磁石cishi:「滋石cishi」に通じる。滋腎の効能がある。

4.椒目jiaomu:「交目jiaomu」に通じる。この交目はまぶたがはれてむくんでいる状態を表すしているので、利水消腫の効果があるとされる。

5.萆薢bixie:「痺解bixie」に通じる。風湿による痺れ、痛みを解除することを表す。

6.破故紙poguzhi:「補骨脂buguzhi」に通じる。補骨強筋、補養肝腎の効果がある。

7.巴豆badou:「覇道badao」に通じる。瀉下作用が峻猛である様子を表す。

8.知母zhimu:「子母zimu」に通じる。肺は腎の母である。五行では金は水を生む。よって知母は瀉肺滋陰の効果がある。

明日からは、また違う記憶法を紹介しますね。

出典:新编 中药记忆法 金盾出版社

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生薬の覚え方8-3

さて、顧名思義の続きに入りたいと思います。

25.寒水石:寒水とは氷のように冷たい水のことで、清熱瀉火、除煩止渇の効能があることを表している。

26.竜胆草:竜胆の苦味のようなという意味で、苦味は清熱瀉火の作用がある。

27.決明子:目の明るさを決定する種で、清肝明目の効能があることを示している。

28.夜明砂:夜は視界が悪い、月明かりがあっても、よく見えないことがある。夜間の目盲を改善する効果があることを示している。

29.通草:通は通じるという意味です。通利下乳、通利水道の効果がある。

30.千年健:千年の間、丈夫であるという意味で、壮筋骨、キョ風湿の効果があり、長寿の効果があると考えられる。

31.百合:百脈が不和になると神思恍惚となり、いわゆる百合病といわれるものになる。この生薬は、百脈を調和し、清心安神の効果があると言われている。

32.合歓花:目が閉じ、安眠し、心情は快楽である様子を表し、安神解郁の効果があることを表している。

33.陽起石:陽痿は腎陽衰微の表れである。これは、補腎壮陽があることを示す。

34.大風子:大風癘疾、楊梅毒瘡のことを大風病という。この生薬は、キョ風燥湿、攻毒殺虫の効果があり、この病に効果があると言われている。

35.大腹皮:お腹が太鼓のように膨れて、腹水が溜まっている、気滞水停腹中の状態を改善できると考えられている。下気寛中、利水消腫の効果がある。

出典:新编 中药记忆法 金盾出版社

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明日は大雪です。

あっという間に、明日は二十四節気の大雪になりました。

早いものですね。今年も残りわずかです。

さて、大雪に入りますと、いよいよ進補の季節に入ってきます。小雪で綺麗にした体にたっぷりと栄養をとっていきましょう。

またこの時期は、寒さも厳しくなってきますので、温灸を組み合わせていくと体もぽかぽかになって風邪の予防にもなります。

では、どこにお灸をするか?

お勧めは足三里、肚臍(お臍)、三陰交、関元です。

足三里にお灸をすえると胃痛などに効果があります。お臍、関元に冬にお灸をすえると夏を快適に過ごせ、夏にお灸をすえると冬を快適に過ごすことができるといわれています。また三陰交は、生理痛に悩む女性にお勧めです。

今、漢方もひそかに流行っていますし、せんねん灸のホームページなどみるとおしゃれなお灸が売られていますので、冷えにお悩みの方、試してみてはいかがでしょう。

さて、食べものでは八珍湯がこの時期おすすめです。これは四物湯と四君子湯という漢方を合わせたものです。

中国では、スーパーでも湯(スープ)を作るための生薬セットが売られていますが、日本では漢方薬局や薬膳を勧めているお店で生薬を買うしかありません。

一応、入っている生薬はこちら。

当帰10g、川芎5g、白芍8g、熟地15g、人参3g、白朮10g、茯苓8g、炙甘草5g

これらを鶏肉などと一緒に煮込んでスープにします。

さて、この時期、寒さで体が縮こまってしまいます。仕事をしていると背中を丸めたりして気がつくと背中がばりばりになっていたり。

ということで、お勧めのストレッチはこちら。

椅子に浅く腰掛けます。両手の指を組んで、手のひらが上を向くように腕を伸ばします。

背中も伸びた感覚を味わいながら、10回ほど呼吸をします。

私は、肩甲骨の間なんかが痛くなるくらい、猫背になっていたりするので、この方法、試してみたいと思います。

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生薬の覚え方8-2

昨日からの続きで顧名思義による記憶法の紹介です。

⑬黄疸草(荷包草):黄疸は湿熱が醸しだされたものと考えられています。そこから、この生薬が清化湿熱、利湿退黄の効果があることを示しています。

⑭腹水草:お腹の中に水が停滞して、張っている状態を改善できる生薬なので、この名前がつきました。

⑮接骨木:骨折に用いると骨をつなぐことが出来ます。

⑯落得打:打ちみの怪我に用いると、傷を早く治すことができます。活血止痛、消腫療傷の効果があります。

⑰接骨仙桃草:打ち身、損傷に効果があります。

⑱賊褲帯:これは、盗賊がその昔、家に押し入ったり、逃げたりするときに受けた傷、打撲などを治すために帯にこの生薬を巻き付けていたことからこの名前がつきました。南嵿蕘花のことです。

⑲十大功労葉:十個の効能を持つ生薬という意味です。でも現在はこの10個の効能が何を意味しているかは分かっていません。今分かっているのは、清熱涼血、活血キョ風の効果があることです。

⑳益智仁:益智とは補益脳髄の作用があり、人を聡明にするということです。仁とは生薬の使う部位を表しています。

21.鎖陽:鎖とは閉めるということで、腎陽を閉じ込めることです。陽気固攝の作用があります。

22.防風:風邪の侵入を防ぐ作用があります。解表キョ風

23.王不留行:王を持ってしても止めることが出来ないという意味で、通泄の作用に優れていて、行血通経、通乳下汁の作用があります。

24.番瀉葉:番は海外から入ってきたもの、瀉は通便瀉下、葉は生薬の使用する部分を表しています。

という感じで、今日はここまで。日本ではなじみのない生薬も含まれていますね。まあ、中国の方向けの本ですから・・・。

出典:新编 中药记忆法 金盾出版社

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生薬の覚え方8-1

今日、2つ目の記事です。

今回からは顧名思義法です。いくつかの生薬は、その名前を見ると薬性が分かるようになっています。

ということで、早速紹介します。

①辛夷:辛は肺に入り、肺は鼻に開竅します。夷は鼻水を表していて、ここから宣通鼻竅の作用があることが分かります。

②木賊:木賊は多く服用すると肝を痛めるといわれています。肝は五行でいう木に属します。賊は盗賊の意味です。

③莧菜:莧は見るの意味があります。よって、目盲、目赤を治す働きがあると連想されます。

④威霊仙:李士材曰く、「威者の言葉は強烈で、霊者の言葉は効能がある」、あわせると強烈な喉の痛み、風痺の痛みに効果があるとされます。

⑤続断:筋骨の断裂をつなぐことができます。補肝腎、強筋骨。

⑥骨砕補:骨が砕けたのを補うことが出来ます。補腎強骨。

⑦夜交藤:夜になると陽は陰と交わり、眠りに着くことになります。夜交は安眠を表します。

⑧月月紅(月季花):女性の生理が毎月くることを表しています。調経活血の作用があることが分かります。

⑨淫羊藿:羊がこの草を食べると、性欲が旺盛になりました。よって補腎壮陽の効果があることが分かります。

⑩益母草:婦人の経産に用いられます。母に益があるという意味になります。

⑪何首烏:何は苗字、首は頭、烏は黒色を表します。これを食べた何さんの白髪が黒くなったことから名前がついています。髪は血の余といい、腎に属するため、補肝腎の作用があると考えられます。

⑫脱力草(仙鶴草):脱力とは力がないことで、それを改善できる生薬です。補気養血の作用があると考えられます。

ということで、まだまだ例がありますので、明日以降にまた紹介します。

出典:新编 中药记忆法 金盾出版社

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明日から。

11月はずっと土曜日勤務で、12月も引き続き来週以外はずっと土曜日勤務です。

日曜日だけの休みだと、なんだか1日があっという間に過ぎてしまいます・・・。

が、明日からはちょっと日曜日のお楽しみが増えるんです。というのは、NHK総合でいよいよ坂の上の雲の第2部が始まります。

うちは地デジ対応じゃないので、地上波を待っていました。

思えば、去年はこのドラマを見て、本を読みたくなって、家にある文庫本全8巻を明け方まで読んだりしていた記憶がよみがえってきます。

しかも試験期間中だったんですよねcoldsweats01

今年はドラマだけを楽しむ予定です。

最近はテレビを見る時間が本当に減ったので、このまま地デジ対応にならずに、テレビ無しの生活に突入か!という思いもあるのですが、たまに見たいものがあるので、やっぱりテレビは欲しいな・・・。

ボーナス、いくらでるんだろう。これだけ働いてるんだから、多めにお願いしますhappy01

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生薬の覚え方7-3

今日は、本当はとっても疲れているのですが、何かしたい気分なので、生薬の覚え方の続きを書いちゃいます。

9.葉能発散

葉っぱ類は発散表邪の作用があると考えられています。

①蘇葉:紫蘇の茎葉と花穂。発散風寒

②荊芥:荊芥の茎葉と花穂。キョ風解表

③香薷葉:香薷の葉。キョ暑解表

④薄荷葉:薄荷の葉。疏解風熱

⑤桑葉:桑の葉。疏散風熱、清肝明目

⑥藿香葉:藿香の葉。解暑昇清

⑦偑蘭葉:偑蘭の葉。藿香と同じような効能。化濁に寄る。

⑧荷葉:蓮根の葉。解暑昇清

10.根多補益

根は補益作用を持つものが多い。

①人参:大補元気

②党参:補中益気

③太子参:補気養胃

④オウギ:補気固表、托瘡生肌

⑤山薬:やまいも。補脾胃、止瀉痢

⑥白朮;補脾益気、燥湿利水

⑦甘草:補中益気、解毒緩急

⑧麦冬:補脾養胃、滋陰生津

⑨天冬:滋陰壮水、清熱潤燥

⑩沙参:清肺養陰、除熱止咳

⑪西洋参:滋養肺胃、清火生津

⑫玉竹:養陰生津

⑬黄精:補脾潤肺、生津養液

⑭地黄:熟地は滋補、生地は滋陰養血

⑮何首烏:補肝腎、益精血、烏須髪

⑯巴戟天:補腎陽、強筋骨

⑰仙茅:温腎壮陽、キョ寒除湿

⑱続断:補肝腎、続筋骨

⑲白芍:養血斂陰、柔肝止痛

⑳当帰:補血和血、潤腸通便

11.刺善キョ風

とげ類は、キョ風に秀でる。

①槐木:茎長棘、根皮、茎が薬として使われる。舒筋活血

②五加皮:キョ風化湿、強筋通絡

③木瓜:養血キョ風、舒筋活絡

④海桐皮:キョ風通絡

⑤白蒺藜:キョ風散結、平肝開郁

⑥蒼耳子:通窮キョ風

⑦蠍尾:熄風止痙

⑧蜂尾:キョ風通絡

12.以臓補臓

臓器は臓器を補うと考えられている。

①以肝補肝:鶏の肝、羊の肝、魚肝などは補肝明目

②以腎補腎:豚の腎、羊の腎は補腎壮腰

③以胃補胃:豚の胃、鶏の胃(鶏内金)は健脾和胃、益気養血

④以腸補腸:豚の大腸は補益腸胃

など、こちらは臓物はあまり日本の食卓には出てこなかったりするので、割愛します。

次回からは名前から連想する暗記法を紹介します。

出典:新编 中药记忆法 金盾出版社

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生薬の覚え方7-2

12月に入りましたね。最近ブログ更新の間隔が開いてきたので、ちょっと気合を入れなおして頑張りたいと思います(笑)。

さて、今日は異部擅長法の続きです。

5.以仁潤腸

仁とは核の中身、サネのことです。これは、油分を多く含むので、潤腸通便の効能があります。

①柏子仁:側柏果実のさね。養心安神、潤腸益脾

②火麻仁:大麻のさね。潤燥滑腸

③郁李仁:郁李のさね。潤腸緩下

④瓜蔞仁:瓜蔞のさね。潤燥滌腸

⑤松子仁:松の実。潤腸益脾

⑥桃仁:桃のさね。破血潤腸

⑦杏仁:杏のさね。降気潤腸

⑧梔子仁:生のくちなしの実。清熱通便

⑨胡桃仁:くるみの殻をとったもの。補益肺腎、潤燥通便

⑩決明子:はぶ。キョ風明目、潤腸通便

6.以藤通絡(筋)

蔓性の植物は人体の筋絡に例えられる。

①絡石藤:蔓茎、葉。キョ風通絡、涼血消腫

②鶏血藤:根茎。舒筋通絡、補血活血

③海風藤:蔓茎。キョ風通絡

④千年健:大血藤科のつる性の潅木の根茎。キョ風湿、壮筋骨

⑤天仙藤:馬どう鈴の蔓茎。キョ風化湿、利気活血。

⑥忍冬藤:金銀花の藤。通絡

7.以子明目

種類は明目の作用があると言われている。

①決明子:はぶ。清肝明目。

②青葙子:青葙の種。清肝涼血、明目退翳

③クコシ:クコの実。滋養肝腎、益精明目

④桑葚子:桑の実。滋補肝腎、益精明目

⑤菟絲子:寄生性つる草菟絲の種。補肝腎、益精髄、明目

⑥沙苑蒺藜:マメ科一年生大草本植物扁茎オウギの種。固精明目

⑦車前子:車前草の種。利水通淋、清熱明目

⑧女貞子;女貞の実。補益肝腎、聡耳明目

8.梗能理気

①紫蘇梗:紫蘇の茎。順気安胎

②香薷梗:香薷の茎。理気か湿、清暑解表

③薄荷梗:薄荷の茎。散風清熱、解郁疏気

④荷梗:中空発汗の項を参照。

⑤藿香梗:藿香の茎。理気和中、芳香化濁

⑥青蒿梗:青蒿の茎。キョ暑化湿、理気和中

今日はここまで。でもまだまだ続きますよ(笑)。

出典:新编 中药记忆法 金盾出版社

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