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生薬の覚え方8-1

今日、2つ目の記事です。

今回からは顧名思義法です。いくつかの生薬は、その名前を見ると薬性が分かるようになっています。

ということで、早速紹介します。

①辛夷:辛は肺に入り、肺は鼻に開竅します。夷は鼻水を表していて、ここから宣通鼻竅の作用があることが分かります。

②木賊:木賊は多く服用すると肝を痛めるといわれています。肝は五行でいう木に属します。賊は盗賊の意味です。

③莧菜:莧は見るの意味があります。よって、目盲、目赤を治す働きがあると連想されます。

④威霊仙:李士材曰く、「威者の言葉は強烈で、霊者の言葉は効能がある」、あわせると強烈な喉の痛み、風痺の痛みに効果があるとされます。

⑤続断:筋骨の断裂をつなぐことができます。補肝腎、強筋骨。

⑥骨砕補:骨が砕けたのを補うことが出来ます。補腎強骨。

⑦夜交藤:夜になると陽は陰と交わり、眠りに着くことになります。夜交は安眠を表します。

⑧月月紅(月季花):女性の生理が毎月くることを表しています。調経活血の作用があることが分かります。

⑨淫羊藿:羊がこの草を食べると、性欲が旺盛になりました。よって補腎壮陽の効果があることが分かります。

⑩益母草:婦人の経産に用いられます。母に益があるという意味になります。

⑪何首烏:何は苗字、首は頭、烏は黒色を表します。これを食べた何さんの白髪が黒くなったことから名前がついています。髪は血の余といい、腎に属するため、補肝腎の作用があると考えられます。

⑫脱力草(仙鶴草):脱力とは力がないことで、それを改善できる生薬です。補気養血の作用があると考えられます。

ということで、まだまだ例がありますので、明日以降にまた紹介します。

出典:新编 中药记忆法 金盾出版社

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