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2011年2月の11件の記事

生薬の覚え方12

さて、2月もあと残りわずかです。歌での暗記法の紹介は今日でおしまいです。

最後の記事に載せるのは、こちら。

十八反歌

本草明言十八反, 半萎贝蔹及攻乌, 藻戟遂芫俱战草, 诸参辛芍叛藜芦.

注: 乌头反半夏, 瓜萎, 贝母, 白蔹, 白及. 甘草反大戟, 甘遂, 芫花, 海藻. 藜芦反细辛, 芍药, 人参, 沙参, 苦参, 丹参, 元参.

十九畏歌

硫黄原是火中精, 朴硝一见便相争, 水银莫与砒霜见, 狼毒最怕密陀僧, 巴豆性烈最为上, 偏与牵牛不顺情, 丁香莫与郁金见, 牙硝难合京三棱, 川乌草乌不顺犀, 人参最怕五灵脂, 官桂善能调冷气, 若逢石脂便相欺, 大凡修合看顺逆, 炮*1炙*2莫相依.

*1:火へんに監、*2:火へんに専+、

妊娠服药禁忌歌

*1斑水蛭及虻虫, 乌头附子配天雄, 野葛水银并巴豆, 牛膝薏苡与蜈蚣, 三棱芫花代赭麝, 大戟蝉蜕黄雌雄, 牙硝芒硝牡丹桂, 槐花牵牛皂角同, 半夏南星与通草, 瞿麦干姜桃仁通, 硇砂干漆蟹爪甲, 地胆茅根与zhe虫.

六陈歌

枳壳陈皮半夏齐, 麻黄狼毒及茱萸, 六般之药宜陈久, 人药方知奏效奇.

このほかに、药性歌括四百味という歌があるのですが、なんせ400個の生薬を歌にしている超大作です。

ご興味のある方はこっそりお伝えしますので、コメントください(笑)。

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戻ってきました。

夕べ、上海から帰ってきました。

ぎりぎりまで遊んで、夕方の便で帰ってきたので、今日から仕事なのにちゃんと起きれるか心配だったのですが、無事お仕事をして帰ってきましたcoldsweats01

着いた日から色んなイベントが目白押しで、ずっと食べていた印象が・・・。

ちゃんとお仕事ズボンが入って一安心です。

今回、買ってきたものは、やはり中医学の本、なつめ、サンザシ、くこ、菊花、メイグイ花、などなどです。

あ、按摩棒も買ってきました。

tikiponさんが教えてくれた、在来米粉は近所のスーパーでは見つからず、次回に繰越です。

会いたい人にもほぼ予定通り会えたし、本当に楽しい3泊4日の旅になりました。

お世話になった皆さん、ありがとうございました。

また上陸予定ですので、遊んでくださいね(笑)。

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明日は雨水です。

明日19日は二十四節気の雨水です。

詳しい紹介は、上海から戻ってから記事にします。

さあ、今から荷物を詰めなくっちゃ・・・。

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生薬の覚え方11の8

旅行前の最後の記事になる予定です(笑)。

平性の後半部分を紹介します。

白茯苓补虚劳, 多在心脾之有眚; 赤茯苓破结血, 独利水道以无毒.

因知麦芽有助脾化食之功; 小麦有止汗养心之力.

白附子去而风之游走; 大腹皮治水肿之泛溢.

椿根白皮主泻血; 桑根白皮主喘息.

桃仁破瘀血兼治腰痛; 神曲健脾胃而进饮食.

五加皮坚筋骨以立行; 柏子仁养心神而有益.

抑又闻安息香辟恶, 且止心腹之痛; 冬瓜仁醒脾, 实为饮食之资.

僵蚕治诸风之喉闭; 百合敛肺痨之嗽萎.

赤小豆解热毒, 疮肿宜用; 枇杷叶下逆气, 哕呕可医.

连翘排疮脓与肿毒; 石楠叶利筋骨与毛皮.

谷芽养脾, 阿魏除邪气而破积; 紫河车补血, 大枣和药性以开脾.

然而鳖甲治痨疟, 兼破癥瘕; 龟甲坚骨, 更疗崩疾.

乌梅主便血疟疾之用; 竹沥治中风声音之失.

此六十八种药性之平者也.

今回、この歌を書きながら、教科書で習ったものと薬性が違うなというのが目に付きました。

授業では、時代によって分類が変わるという話も先生がしていましたので、覚えるときは、どの本で勉強したかをきちんと認識しておくことが大事だなと思いました。

それでは、次は上海から帰ってきてからの記事になると思います。

いってきます。

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生薬の覚え方11の7

さて、遊ぶ前に一仕事しておかないと(笑)。

やっと平性の紹介です。こちらも2回に分けて記事にします。

平性

详论药性, 平和惟在. 以硇砂而去积; 用龙齿以安魂.

青皮快膈除膨胀, 且利脾胃; 芡实益精治白浊, 兼补真元.

原夫木贼草去目翳, 崩漏亦医; 花蕊石治金疮. 血行则却.

决明和肝气, 治眼之剂; 天麻主头眩, 祛风之药.

甘草和诸药而解百毒, 盖以气平; 石斛平胃气而补肾虚, 更医脚弱.

观乎商陆治肿, 覆盆益精.

琥珀安神而散血; 朱砂镇心而有灵.

牛膝强足补精, 兼疗腰痛; 龙骨止汗住泄, 更治血崩.

甘松里风气而痛止; 蒺藜疗风疮而目明.

人参润肺宁心, 开脾助胃; 蒲黄止崩治衄, 消痨调经.

岂不以南星醒脾, 去惊风痰吐之忧; 三棱破积, 除血块气滞之症.

没食主泄泻而神效; 皂角治风痰而响应.

桑螵蛸疗遗精之泄; 鸭头血医水肿之盛.

蛤蚧治痨嗽, 牛蒡子疏风壅之痰; 全蝎主风瘫, 酸枣仁去怔忡之病.

尝闻桑寄生益血安胎, 且止腰痛; 大腹子去膨下气, 亦令胃和.

小草, 远志, 俱有宁心之妙; 木通, 猪苓, 尤为利水之多.

莲肉有清心醒脾之用; 没药乃治疮散血之科.

郁李仁润肠宣血, 去浮肿之疾; 茯神宁心益智, 除惊悸之疴.

続きは次回に。

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里帰り

今週末から上海にちょこっと行って来ます。

買いこんできた棗やドライの龍眼などがそろそろ底をつきそうなので、買出しに・・・。

というよりも、お友達に会うのと、変わった上海を見るのが第一目的ですが。

帰ってきたら、上海レポートしますね。

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タアツァイ見つけた!

今日は予定が盛りだくさんの一日で、へとへとになりながら病院から最寄の駅に歩いていると、駅前の小さな八百屋さんの外になんとタアツァイが並べてありました。

お値段1つで120円。あ、安い!、しかもタアツァイなんて日本で見たことないし、としっかり1つお買い上げ。

店の中のおじさんにお金を払おうと持っていくと、「これ知ってるの?」というので、「中国に住んでいたことがあって、よく食べてました。」というと、おじさん、「やっぱり炒めて食べるの?」と聞かれたので、「はい」と答えておきました。

よく見ると、値札のダンボールに「炒め物に」とコメントが書かれていましたが、おじさん、いまいち自信が無かったのかしら。

家についてから、1枚1枚ばらして、水につけて洗って、あとはフライパンにごま油をひき、ニンニクのみじん切りをいれてから、タアツァイを入れて炒め、鶏がらスープの素、塩で味を調えて出来上がりです。

久しぶりのタアツァイです。日本でももっと手軽に買えるといいな・・・。

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生薬の覚え方11の6

やっと生薬の覚え方の続きを始めることが出来ました。

それでは、温性の続きを始めます。

姜黄能下气, 破恶血之积; 防已宜消肿, 去风湿之施.

藁本除风, 主妇人阴痛之用; 仙茅益肾, 扶元气虚弱之衰.

乃曰破故纸温肾, 补精髓与劳伤; 宣木瓜入肝, 疗脚气并水肿.

杏仁润肺燥止嗽之剂; 茴香治疝气肾病之用.

诃子生精止渴, 兼疗滑泄之疴; 秦艽攻风逐水, 又除肢节之痛.

槟榔豁痰而逐水, 杀寸白虫; 杜仲益肾而添精, 去腰膝重.

当知紫石英疗惊悸崩中之疾, 橘核仁治腰痛疝气之病.

金樱子兮涩遗精; 紫苏子兮下气涎.

淡豆豉发伤寒之表; 大小蓟除诸血之鲜.

益智安神, 治小便之频数; 麻仁润肺, 利六腑之燥坚.

抑又闻补虚弱, 排疮脓, 莫若黄耆; 强腰脚, 壮筋骨, 无如狗脊.

菟丝子补肾以明目; 马蔺花治疝而有益.

此五十四种药性之温者也.

次回は、いよいよ最後の平性になります。

(週末には記事にしたいです・・・。)

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立春の過ごし方

今年の二十四節気シリーズは、从冬到夏谈养生 中医养生与二十四节气という本を参考に養生法を紹介していきたいと思います。

立という字は開始の意味があるので、立春は文字通り「春の始まり」です。日照時間が長くなり、降水量も増え、気温もだんだんと上がってきます。

農民に伝わることわざで、「立春雨水到、早起晩睡覚」というものがあります。

この立春の15日間は5日間ずつの、「一候东风解冻, 二候蛰虫始振, 三候鱼陟负冰」という三候に分けられます。

一候は、東風が暖かい空気をもたらし、大地の氷が解けていく。二候は、冬眠していた虫たちが目を覚ましてくる。三候は、川の氷が溶けてきて、魚が泳ぎだし、川面に出てくる。しかし氷は完全に溶けているわけではないので、魚はその氷を突き破って、表に出てくる。

といったことを表現しているようです。

養生の要点は、春は気が生まれ、発散されてくる季節なので、この生まれたての気を上手に調節していくことです。

またこの時期は、まだ寒く、風も多く乾燥した季節です。季節の特徴に合った食生活を送ることが重要です。

立春のこの時期の飲食の養生においては、陽気が生まれ出てくることを考え、辛甘発散のものを多くとり、酸収のものを少なくすることが大事です。

中医学でいうと春は肝の季節です。肝は五味でいうと酸にあたります。酸の性質は、みなさんすっぱいものを食べたときに、口をすぼめますよね。酸はきゅっとしめる作用があります。ということで、酸味のものを多く取ると発散されようという気を妨げることになります。

また中医学では、相生、相克という関係があるのですが、春に肝の力が大きくなり、その上に酸のものをとると、さらに肝の力が大きくなります。そうすると、普段、肝から押さえられている脾の力が弱ってしまいます。ということで、酸のものの取りすぎを止め、脾を補う甘味を取ると、肝と脾のバランスが保たれることになります。

じゃあ、どんなものを食べればよいかというと、ちょっと温めて、発散させてくれる豆豉、葱、香菜(パクチー)、ピーナッツ、棗などを多く取りましょう。また肝を柔らかくし、肝の気を巡らせる作用を助ける生薬、くこ、郁金、丹参、元胡などを取ることもお勧めです。

最近は、中華食材のコーナーでくこが売られているのを見ますので、簡単に作れるくこのお粥を紹介します。

使うものは、くこ30g、米100gです。

米から煮てお粥を作った後、洗ったくこを投入し、数分間煮て出来上がりです。

中国人の友達曰く、日本式のご飯を炊いた後にお粥にするのと、米から煮てお粥にするのとでは、米から煮たお粥のほうが消化されやすく、胃にやさしいとのこと。

ちょっと時間はかかりますが、週末に疲れた胃を休めるということで、作ってみてはいかがでしょうか?

で、最後には洋服について。

この時期、冬物のバーゲンは終わりを迎え、春物の洋服が出回り始めますよね。季節先取りのおしゃれな方はだんだん薄着になってくると思いますが、ここで要注意。

陽気というのは、上に上がっていく性質があるので、上半身のお洋服は少し薄めのものに変えても良くなりますが、足元はしっかり防寒しなければなりません。

最近は、可愛いタイツやレギンスなど色々と足元のおしゃれを楽しめるものがありますので、もうしばらく下半身はしっかり暖めて過ごしましょう。

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油断をしていると。

日本の暦だと、昨日が立春です。うちの中国カレンダーでは今日が立春になっています。

この調子で行くと、この1年はずっと1日ずつ、ずれていくのかしら・・・。

印刷ミス?の可能性もあるので、なんともいえないcoldsweats01

あ、でも去年参考にしていた24節気養生法でも2月5日が立春になっているsign01

ということで、立春の記事はまた後で書きますが、もう3回目の記事になるような気が・・・。

早いものですね、月日が経つのは。

今月は、人と会う約束が多かったり、上海旅行があったりと、ただでさえ短い月があっという間に過ぎていきそうです。

ブログはぼちぼち更新します。生薬の覚え方シリーズは今月中に終わらせて、温かくなったら、もっと身近なテーマにしていきたいなと考え中です。

冬は潜む季節なので、許してくださいねcoldsweats01

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今日は中国の大晦日です。

旧暦でお正月を祝う中国では、今日は大晦日の除夕です。

明日は春節で、2月17日の元宵節で一応お正月の行事が終わります。

多分今晩は中国国内、花火が上がって大変な様子になるでしょう。

去年はまだ中国に居たので、マンションの部屋から、あちこちに上がる花火を見ていました。

音はうるさいんですけどね・・・。

お世話をしている患者さんの中に中国人の方が居て、一応安定しているということで、今日から外泊することになりました。

家族でお正月を迎えられるということで、喜んでいました。良かったですね。

その患者さんの家族曰く、「日本の正月は静かで、しかも家族が集まらなくても仕方がないといった感じがする。中国人は情が厚いというか、正月には必ず集まりたいと思っている。日本と中国では違うんだね。」ということでした。

日本も家族揃って迎えるお正月が好きですよね・・・。

何はともあれ、春節快楽!楽しいお正月をお過ごしください。

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