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2011年4月の6件の記事

お買い物!

今日は、お休みだったので、上海時代のお友達と銀座でお食事をしてきました。

お友達は栃木に住んでいるのですが、3月の地震の時にはご実家の仙台に居たと言うことで、かなり大きな揺れだったそうです。

3月の終わりに高速が復旧したので、なんとか栃木の家に帰ってこれたそうです。

ということで、無事を確かめるため(←単なる口実coldsweats01)、今日会うことになりました。

約1年ぶりの再会なので、積もる話も一杯で、ランチの後、お茶までして帰ってきました。

そのランチとお茶の合間に、せっかくだからと色んなお店を見ていたら、夏に使えそうなかごバックを見つけてしまい、買ってしまいました。

ついでにピアスも・・・。

今月はちょっと大きな出費をしたので、お買い物はしないようにと思っていましたが、まあ、来月からまた節約するということで、許してもらいましょう(←誰に・・・)。

でも、新しいものを買うと、なんだか気分が浮き浮きしますね。

ここ数日、花冷えの日が続いているし、週末は雨になりそうなので、バックのデビューはもう少し先になりそうです。

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今日は穀雨です。

今日は、二十四節気の穀雨です。

昨日は東京地方は雨の一日で、まるでこの節気にあわせたよう(笑)。

穀雨は春の最後の節気で、なんと次は立夏なんですね・・・。

中国でいうと、この時期は小雨が綿々と降り、ちょうど桃の花が開花する時期になるんですね。日本では、花散らしの雨とも言われますが、この花は桜を指す事が多いと思います。

穀雨を境に、さらに雨量が増えて、植物の成長にとっては大事な時期になります。

人間にとっては、この湿気が影響して、肩や首が痛くなったり、関節痛が起こったり、お腹が張ったりといった症状がでることがあります。特に、神経痛といった痛みについては、情緒の変動によって痛みも増すと考えられるため、気分の変動を抑えることが大切です。

気持ちの変動(怒ったり、憂えたり、思い悩んだり、あせったりすること)は、肝火を旺盛にするので、散歩をしたり太極拳をしたりと、戸外であまり大汗をかかない運動を少し取り入れて気分転換を図ると良いと思います。

春から夏への移行期ということで、肝気は少しずつ治まり、夏の臓である心気が段々増してきます。また肝気が治まることによって、脾気も少しずつ元気を取り戻してきます。

食べものでは、唐の時代の孫思邈が「春は酸味のものを減らし、甘味を増やし、脾気を養うこと」と言っているように、酸味の強いものは避けて、甘味といっても砂糖ではなく、棗など自然の甘味を取るようにしましょう。

本に紹介されていた料理はこちら。

1.枸杞蛋羹

2.冬虫夏草炖鸭

3.玄参炖猪肝

4.天麻炖猪脑

この中で応用できそうなのは、1.のお料理です。

これは、卵を溶いた中に調味料を入れ、クコも入れてから、その器を沸騰させた鍋の中に入れて、卵に熱が通ったら出来上がりです。

ということは、茶碗蒸しの中国版に近いものではないかと思われます。

なので、卵と出し汁で卵液を作って、その中の具にクコを加えればOKです。咳が出る方は銀杏を入れても。銀杏は食べ過ぎると毒になりますので、注意してくださいね。

その他の料理は、漢字から想像してもらうと、2.はアヒルと冬虫夏草の料理、3.は豚のレバーと玄参を使った料理、そして4.は天麻と豚の脳!を使った料理・・・。

中国では、肝の病気には動物の肝を使った料理を取るとよいといわれており、同じように、頭痛や高血圧、眩暈などの頭部の病気には豚の脳を食べると良いと考えているような。

ところで、日本のお肉屋さんに豚の脳って売っているんでしょうか?そういえば、中国人の奥さん友達が、日本に住んでいたときに、豚のばら肉に皮が付いていないと怒っていました。

中国では、五花肉といって、脂が何層にもなった豚肉に皮が付いていて、それを煮て紅焼肉(日本で言う角煮)を作ります。私も何度か作りましたが、皮が丁度いい歯ごたえになります。

おっと、話が脱線しましたが、どの料理も肝からくる症状に良い料理です。

とりあえず、彩りも良いですし、クコの実からお料理に使ってみるのが良いのではないでしょうか?

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春なので・・・。

春は肝気が旺盛になる季節です。ということで、ちょっとしたことでも、イラっとしたり怒りっぽくなったりしがちです。

今、まさに自分がその状態ですweep

というのも、震災の後、色々と業務量が増えたのに加え、1人退職者が出たまま補充がないため、フル回転で仕事をしています。

うちは外来も院内処方なので、外来やって、入院患者さんの内服やって、注射をやってと息つく暇がない感じです。

そこへ、突発的な出来事が起こると、顔に青筋がでるよう・・・。

基本、穏やかなほうなので(←自分で言う?)、ううっという状況になると分かるらしく、周りの看護師さんの方が気を使ってくれます。すみません、そしてありがとう、皆さん。

とりあえず、人数が少ない分、体調管理をしっかりしないといけないので、毎日体調に合わせて、お茶をブレンドして持っていっています。

必需品なのは、クコと菊花。目を酷使しているので、この2つは必ず入れて、そのほかは、薄荷を入れたり、元気が無いときには、オウギや棗を入れたり、気のめぐりを良くしたいので、マイカイ花を入れたりしています。

ちょっと暖かくなったので、ベースのお茶は緑茶系かジャスミン茶にしています。冬は体を温めるため、プーアール茶やウーロン茶をベースにしていましたが、今はちょっと冷やしたい気分です・・・。

肝が強くなると、脾がやられるので、脾も調整しないと・・・。

とりあえず、ゴールデンウィークはきちんと休めるようなので、それまで頑張ります。

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今日から勉強再開です。

昨年の今頃、中国から本帰国して、あっという間に1年が過ぎました。

ほそぼそと勉強はしていたのですが、やっぱりやり残していた方剤学や中医内科などを勉強しなおそうと、上海中医薬大学の日本校で勉強することにしました。

基本は通信教育なので、高校生のときに「○○ゼミ」で添削課題をほとんど出せなかった痛い記憶が頭をよぎったのですが、大人になって自腹で学費を払うと頑張るのではないかと思い、チャレンジです。

今日は、東京校でのセミナーに初参加してきました。午前が方剤学で午後は内科学です。

が、大変!

生薬の日本語読みが分からないんですね・・・。

中国に居た頃は、教科書にピンインをふって覚えたのですが、今度はふりがなをふって覚えなければ(笑)。

でも、日本に長く住んでいる先生が解説してくれるので、日本の状況が分かってとても良かったです。

余談ですが、講義の前に、放射能の問題などで中医学的にはどのような過ごし方をすれば良いかという話が出ましたので、ここで紹介します。

理論根拠は黄帝内経の「正気存内、邪不可干」で、体の正気をきちんと保てば、邪をはねのけることができるということです。

ツボでいうと、関元、気海、足三里を20回くらいずつ押すこと。

漢方薬では、黄蓍を含むもので玉屏風散(黄蓍、白朮、防風)を用い、補衛気固表に努めること。

また補腎の効果があるクコの実を食べたり、杞菊地黄丸を服用すること。

黒ゴマ、胡桃をすって粉末にしたものをれんげ1杯分食べること(補腎の効果がある)。

ということでした。

2月に上海に行ったときに、お友達が黒ゴマと胡桃を粉末にしたものを沢山お土産にくれて、今うちの冷蔵庫に保管されています。毎日スープに入れたり、味噌汁にかけたり、胡麻和えにしたりと活躍してくれてますが、養生していたことになるんですね。Mさんありがとう。

それから、これは養生に関わるものではなくて、これから中医学を勉強して、薬局なり病院なりで患者さんに処方する場合の注意点として、個々の生薬をかじって、その味を自分で確かめておきましょうということでした。

昔のお医者さんは、自分で山に生薬を取りに行って、自分で処理して、味見をして、処方をしていたのを思い出し、今もその精神にのっとって、自分でまず試してみようとする態度が大事だとお話されていました。

新しい知り合いも出来ましたし、目からうろこの話もあり、これからが楽しみです。

授業で話題になった養生のことはまた色々と紹介していきたいと思います。

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柴胡疏肝散

清明の記事のコメントでパロタンさんが春は肝の疏泄作用に問題がある場合、体のトラブルを招くので、柴胡剤を使うことが多くなると教えてくれましたが、柴胡剤の中に含まれる方剤で気になっているものがあります。

それは、「柴胡疏肝散」

方剤的には、四逆散の附方ということで、四逆散から枳実を取って、陳皮、川芎、香附子、枳殻を加えたものになります。

主治は肝気郁滞で、わき腹が痛くなったり、ため息をつきやすかったり、ふさぎ込んだり、逆に起こりやすくなったり、お腹が張ったりする症状に使われるようです。

方剤学の先生は最近は四逆散よりこちらの柴胡疏肝散の方を使うことが多いといわれ、たしかに中医内科学の教科書でも肝郁気滞が原因と考えられる場合は、この方剤が紹介されています。

日本だとこの方剤は、医療用漢方薬として承認されていないみたいですね。

私としては、案外この方剤は、女性の肝気郁結の場合に使い勝手が良いのではないかと思うのですが、机上の勉強だけなので、実際に臨床ではどのように使われるのか、教えてもらえると助かります。

組成をみると、気と血を巡らす作用が強そうですが・・・。

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なんと今日は清明です。

ぼやぼやしているうちに、二十四節気の清明になってしまいました(笑)。

中国に居た頃は、この時期はお墓参りの人が沢山で、道路に「○○霊園行き」とかいうバスが止めてあって、それに乗り込んでお墓参りする姿を見かけました。

そのバスの近くには必ず花売りの自転車が停まっていて、なんでも商売になるんだなと思ったものです(笑)。

清明という字が表すとおり、草木が芽吹いて、お花も咲き、人々に清新で明朗な気分をもたらしてくれる季節です。

中医学的には、この時期は天気が安定しなくて、春だといっても、寒い日や曇りの日があって、陰陽失調をきたしやすい時期と言われています。よって、陰陽を調節するには、肝・腎を整えることが大事となってきます。

この時期にみられる症状としては、「肝腎陰虚」によるめまい、目の乾き、耳鳴り、難聴、腰や膝の痛み、かかとの痛み、そして、「陰虚陽亢」によるやはり眩暈、耳鳴り、めがちかちかする、不眠、夢を多く見る、腰や膝の痛み、顔のほてり、四肢のしびれ、最後に「陰陽両虚」によるめまい、舟に乗っているような感覚、顔色が悪い(血色がない)、時々熱がでる、動悸、息切れ、腰や膝の痛み、夜間にトイレに何度も起きる、浮腫などが上げられます。

では、どうやって過ごせば良いの?という感じですが、まずは気分を安定させるために、ストレスなどの嫌な気持ちは発散させて、気分転換をはかることが大事です。

食事に関して言えば、暴飲暴食はやめること、太り気味の人は、甘いものを控えること、できるだけ、果物や野菜をとること。

そして、太極拳などの、動の中に静がある、静の中に動があるような運動を行うと良いでしょう。

余談ですが、中国で太極拳を習っていたときに、あまりにもロボット的!な動きだったため、先生に手首をぶるぶるふられて「放松(リラックス)!」と何度も言われたことを思いだしました。結局最後まで、あんまり上手に出来なくて苦笑いされてましたが・・・。

さて、最後にお食事ではどんなものを取れば良いかということで、2つほどレシピを紹介します。

1.家常公鶏

若い鶏250g、セロリ75g、たけのこ10g、とうがらし20g(どう考えても多すぎるので、1、2本でいいと思います・・・。)、豚でだしをとったスープ30g(中華スープの素をお湯で溶いたもので良いと思います。)、生姜、豆板醤、砂糖、醤油、酢、塩、片栗粉、味精、油適量

トウガラシは折って砕きます。生姜はすりおろします。セロリ、たけのこは適当な大きさに細切りします。

片栗粉の半分は醤油、酒、酢、塩を入れて、一口大にきった鶏肉を入れて混ぜ、熱湯でさっと茹でます。

もう半分の水溶き片栗粉には砂糖、味精、スープを入れてとろみ用にします。

油を熱し、鶏を入れて、色が変わるまで炒め、たけのこ、豆板醤、生姜を加え、9割がた火が通ったところで、セロリを入れて、ひと炒めしたあと、とろみ用の片栗粉を入れてとろみがついたら出来上がりです。

これは温中補虚、降圧安神の効果があります。

2.銀杞明目湯

銀耳(白木くらげ)、クコ、ジャスミンの花。

白木くらげは洗って、小さくちぎり、水に漬けておく。ジャスミンの花はがくをとっておく。クコは洗っておく。

白木くらげを適量の水で煮て柔らかくなったら、クコ、ジャスミンの花を加えて、さっと煮る。甘みをつけるため、氷砂糖を適量入れても良い。

ジャスミンの花は無くても良いと思います。

レシピではなんと鶏のレバーも一緒に煮て、塩味のスープにするものが紹介されていましたが、食指が動かないので、アレンジしてみました(笑)。

補肝益腎、明目美顔の効果があります。

白木くらげ、女性の肌の味方ですので、試してみてくださいね。

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