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なんと今日は清明です。

ぼやぼやしているうちに、二十四節気の清明になってしまいました(笑)。

中国に居た頃は、この時期はお墓参りの人が沢山で、道路に「○○霊園行き」とかいうバスが止めてあって、それに乗り込んでお墓参りする姿を見かけました。

そのバスの近くには必ず花売りの自転車が停まっていて、なんでも商売になるんだなと思ったものです(笑)。

清明という字が表すとおり、草木が芽吹いて、お花も咲き、人々に清新で明朗な気分をもたらしてくれる季節です。

中医学的には、この時期は天気が安定しなくて、春だといっても、寒い日や曇りの日があって、陰陽失調をきたしやすい時期と言われています。よって、陰陽を調節するには、肝・腎を整えることが大事となってきます。

この時期にみられる症状としては、「肝腎陰虚」によるめまい、目の乾き、耳鳴り、難聴、腰や膝の痛み、かかとの痛み、そして、「陰虚陽亢」によるやはり眩暈、耳鳴り、めがちかちかする、不眠、夢を多く見る、腰や膝の痛み、顔のほてり、四肢のしびれ、最後に「陰陽両虚」によるめまい、舟に乗っているような感覚、顔色が悪い(血色がない)、時々熱がでる、動悸、息切れ、腰や膝の痛み、夜間にトイレに何度も起きる、浮腫などが上げられます。

では、どうやって過ごせば良いの?という感じですが、まずは気分を安定させるために、ストレスなどの嫌な気持ちは発散させて、気分転換をはかることが大事です。

食事に関して言えば、暴飲暴食はやめること、太り気味の人は、甘いものを控えること、できるだけ、果物や野菜をとること。

そして、太極拳などの、動の中に静がある、静の中に動があるような運動を行うと良いでしょう。

余談ですが、中国で太極拳を習っていたときに、あまりにもロボット的!な動きだったため、先生に手首をぶるぶるふられて「放松(リラックス)!」と何度も言われたことを思いだしました。結局最後まで、あんまり上手に出来なくて苦笑いされてましたが・・・。

さて、最後にお食事ではどんなものを取れば良いかということで、2つほどレシピを紹介します。

1.家常公鶏

若い鶏250g、セロリ75g、たけのこ10g、とうがらし20g(どう考えても多すぎるので、1、2本でいいと思います・・・。)、豚でだしをとったスープ30g(中華スープの素をお湯で溶いたもので良いと思います。)、生姜、豆板醤、砂糖、醤油、酢、塩、片栗粉、味精、油適量

トウガラシは折って砕きます。生姜はすりおろします。セロリ、たけのこは適当な大きさに細切りします。

片栗粉の半分は醤油、酒、酢、塩を入れて、一口大にきった鶏肉を入れて混ぜ、熱湯でさっと茹でます。

もう半分の水溶き片栗粉には砂糖、味精、スープを入れてとろみ用にします。

油を熱し、鶏を入れて、色が変わるまで炒め、たけのこ、豆板醤、生姜を加え、9割がた火が通ったところで、セロリを入れて、ひと炒めしたあと、とろみ用の片栗粉を入れてとろみがついたら出来上がりです。

これは温中補虚、降圧安神の効果があります。

2.銀杞明目湯

銀耳(白木くらげ)、クコ、ジャスミンの花。

白木くらげは洗って、小さくちぎり、水に漬けておく。ジャスミンの花はがくをとっておく。クコは洗っておく。

白木くらげを適量の水で煮て柔らかくなったら、クコ、ジャスミンの花を加えて、さっと煮る。甘みをつけるため、氷砂糖を適量入れても良い。

ジャスミンの花は無くても良いと思います。

レシピではなんと鶏のレバーも一緒に煮て、塩味のスープにするものが紹介されていましたが、食指が動かないので、アレンジしてみました(笑)。

補肝益腎、明目美顔の効果があります。

白木くらげ、女性の肌の味方ですので、試してみてくださいね。

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二十四節気」カテゴリの記事

コメント

この時期は疏泄が悪い人は症状が出やすいですね。
四逆散や柴胡桂枝湯など、柴胡剤を使う頻度が多くなるように思います。

銀耳と枸杞の飲み物はいかにも中国といった感じですね。
美味しそうなので作ってみたいと思います。

投稿: パロタン | 2011年4月 6日 (水) 23時32分

パロタンさん、コメントありがとうございます。
春はどうしても、肝のケアが必要になってきますよね。
白キクラゲ、いいですよ。貧乏人の燕の巣といわれるくらい、お肌プルプル効果があります(笑)。
茹でてきゅうりなどと酢の物にするのもおすすめです。

投稿: まー君 | 2011年4月 7日 (木) 08時23分

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