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明日は芒種です。

あっという間に芒種となりました。

この時期は、麦などは収穫を迎え、稗などは種まきの時期になり、農民たちは忙しいことから芒種と名づけられたといわれています。

日本もそうですが、中国でも南部では雨の多い季節になります。湿気が多く、暑くて蒸した天気が続き、カビが生えやすい時期でもあります。

この時期に丁度梅の実が熟して黄色くなることから、梅雨、黄梅雨といいます。

中国ではこの時期に端午の節句がくるのですが、「未食端午粽, 破裘不可送」といいまして、端午の節句が過ぎるまでは、寒さがぶり返してくるので、防寒服をしまってはいけないといわれています。

梅雨の間は結構寒かったりしますので、昔の人たちも気をつけていたんですね。

ちなみに、中国の粽は、もち米で作りますが、地方によって中に入れる具も違いますし、甘いもの、辛いもの(しょうゆ味とか)と様々です。

上海の近くにも粽で有名なところがありました。私は、中に豚の角煮が入っている甘辛い味の粽が好きでした。

もち米が使われるので、脾や胃を補う作用がありますが、食べすぎは逆に消化器に負担をかけますので、ほどほどに。

本の中には、この時期にお勧めのレシピがいくつか載っていましたので、ご紹介します。

1.鲜藕蛋羹

材料:蓮根500g、卵2個、ラード少々、塩などの調味料

卵は割ってほぐしておきます。蓮根はすり下ろします。卵液にすり下ろした蓮根汁を入れ、ラード少々、塩などの調味料を入れて器に入れます。蒸し器の中に入れて、約10分間強火で蒸します。

とろとろっとした卵スープのような感じでしょうか?陰虚といって、喉が渇いたり、手のひらや足の裏が熱くなる方、産後の方にお勧めのようです。

2.百合藕羹

百合根100g(乾燥品だったら少なくしてください)、蓮根500g、蜂蜜適量

蓮根は洗って適当な大きさに切り、百合根と一緒に鍋に入れる。適量の水を加え煮る。蓮根に火が通ったら、蜂蜜を入れて、出来上がり。

これは、慢性気管支炎など、肺に熱が溜まって、咳が出る方にお勧めです。ただ、個人的には蜂蜜で甘くするよりは、塩味などのほうがよいかなと思うのですが、蜂蜜は潤す作用があるので、やはり咳が出る方には蜂蜜の方がよさそうです。

ちなみに、百合根は寒性のものですので、お腹が冷えて下痢をしがちな方や寒さにより咳が出る方はあまり取らないほうが良いでしょう。

この時期、暑くなってきますので、冷たいものをとる機会が増えます。特に今年は節電でクーラーなどで外側から冷やすというよりは、冷たいものをとって体を冷やそうかなと考える方が増えるのではと思われます。

冷たいものの取りすぎは、脾胃に負担をかけますので、上のスープのような温かいものも上手に取り入れましょう。

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