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中医学の勉強の進め方

前の記事に書いたように、上海中医薬大学のときにお世話になった先生とお食事を取りながら、中医学の勉強の進め方を教えてもらいました。

先生自身は、博士課程まで終わっているのですが、臨床に出た時間が少ないので、自分ではそこをこれから深めていきたいと言うことでした。

先生から、まー君は何を中心に勉強していきたいかということになり、私は、乳癌の中医学的治療、更年期障害の症状改善などを勉強していきたいと答えました。

先生からは、まず情報を集めること、そしてそれを整理して自分なりの分類を作ってみるようにアドバイスされました。

何より、症例を想定して、思考することが大事だと力説されました。自分で考えないとだめだということですね。

あとは、今はインターネットでも色々な情報が取れるけど、それを全部信じるのではなく、きちんと評価しないといけないよとも言われました。

女性の病気の場合、肝が関係することが多いので、中薬だけでなく、推拿などを組み合わせるのもいいのではという話になりました。

そのときに、先生が教えてくれたのが五行音楽。

黄帝内経の中には、五音というものがあるのですが、じゃあ具体的にどんな音楽がいいのか良く分からなかったのですが、先生曰く、五行音楽ということで曲が作られていて、それを流しながら、肩や頭のマッサージをしてあげると良いのではないかと教えてくれました。

日本では探せないかもしれないから、上海に来たときにCDを買えば良いとも教えてくれました。やっぱり定期的に上海に行かないと・・・。

最後に、古典を勉強しなさいということを言われました。先生は2年間くらいかけてゆっくり傷寒論を読み解いていったそうですが、現在の中医内科も、養生学も何もかも古典から派生して、分化しているものなので、古典をやはりじっくり勉強したほうがよいということでした。

今は実際に中医学の知識を使った仕事をしていませんが、この時期にじっくり基礎に取り組んでいかないとなと改めて感じました。

先生、ありがとうございました。

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中医学」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
古典はもちろん大事ですし、それをいかに臨床に結びつけていくかということがもっと大事なように思います。
私自身は開業の準備と、クリニックの事情で今は1日に7,80人受診されるのでゆっくり考える時間がありません。どうしてもパターン認識的な部分が出てきて、中医学の実力が落ちてきたんじゃないかと思っています。
やっぱり中医学は考えることが大事だと思います。たまに師匠の話を聞くと痛感させられます。

投稿: パロタン | 2011年7月20日 (水) 01時11分

パロタンさん、今晩は。
開業まであと2ヶ月弱ですよね。お忙しい毎日ですね。
7,80人いると本当に流れ作業のような感覚になりそうですね。
私も調剤が立て込むと、まるで機械のような感覚になってしまいます(苦笑)。
考えることは大事ですよね。私の場合、今は実際漢方調剤をしていないので、しばらくは古典&医案で勉強していきたいと思います。

投稿: まー君 | 2011年7月20日 (水) 20時49分

マー君さんのようなタイプの方には
ぜひ神戸中医研に遊びに来て欲しいですね。
楽しいと思いますよ!

投稿: パロタン | 2011年7月21日 (木) 00時53分

パロタンさん、今晩は。
おー、憧れの神戸中医研ですね。参加できるほどレベルが高くないので・・・。
中薬学と方剤学の本には本当にお世話になっているので、一度は参加させていただきたいです!

投稿: まー君 | 2011年7月21日 (木) 22時42分

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