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2011年11月の5件の記事

五行説をどう理解するか?

今日は、平日のお休みで、朝から洗濯や掃除など、日ごろサボっている家事を片付けています。

このところ、ずっと考えているテーマが今日のタイトルです。

11月に参加したセミナーで、ある男性から聞かれた質問です。

「中医学って、非科学的ですよね。五行説は、理解しないといけないんでしょうか?ずっと後まで、五行説はでてくるんですよね。臓器も西洋医学の臓器の定義と全然違うし、リファレンスも古代の文献の名前がでるだけで、論文が参照されないですよね・・・。」

ああ、そう来ましたか、と感じたのは、この方、以前のセミナーで脾の話になった時に、spleenとどう違うのかを先生に食い下がっていて、先生は、西洋医学とは別の解釈をしなければならないと説明したのですが、どうも納得しない様子でした。

私も同じ説明しかできません。

今でもそうですが、中医学を西洋医学の考え方で学んでいくと、やはり理解不能なところが出てきます。

私の考えでは、まず中医学理論は、中医学理論として素直にそのまま学んでいき、一定のレベルに達した時に、じゃあこの病気は西洋医学的にはこうだけど、中医学的にはこうだと比較して理解していけると思うのです。

一応質問には、五行説は臓器に係る理論なので、中医学の基礎としてずっと必要になるものです、西洋医学的な考え方とは、まったく違うものとして、まず勉強してみてはいかがでしょうか?と答え、リファレンスについては、中国語または英語での文献は出ているはずとお話ししました。

本人いわく、中国人の知り合いに聞いたら、彼も非科学的だと言っているとやはり納得していない様子です・・・。

今、中医基礎理論を勉強している段階のようですが、なかなか難しいかもしれませんね。

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今日は小雪です。

ブログ再開の宣言をしてから、飛び込みの仕事などが入って、結局更新はのんびりムードのままです。

で、勤労感謝の日の今日は二十四節気の小雪です。

立冬を過ぎてからも暖かい日がありましたが、これからは寒さが増してくるようです。

この時期の養生としては、適度に戸外に出て運動をすることです。寒さのあまり家の中に閉じこもりがちになります。冬は閉蔵の季節ですので、あまり活動しないことは理に適っているようですが、活動しなさすぎ?もよくありません。

日が昇ってから、日光浴を兼ねて散歩をするというのが良いでしょう。洋服は、重ね着にして着脱しやすく温度調節ができるように工夫しましょう。

家の中でじっと過ごしていると気分も滅入ってしまう人もいると思います。中医学では、病気になる原因を、内因、外因、不内外因の3つに分けています。このうち、内因というのが人間の7つの感情によるものです。7つの感情とは、喜、怒、憂、思、悲、恐、驚です。外界の変化に対して感情が揺れ動くのは、人間の生理的な活動ですが、ある感情が突然、強烈又は長期間続くとなると、それは、病的なものになってしまいます。

中医学では、中庸を好みますので、やはり感情の揺れも上手に調節していかなければなりません。

そこで、適度な運動というのが、内に溜め込みやすい感情を発散してくれる役目を担ってくれるのです。

食べ物でいえば、冬は腎の季節です。補腎になるくるみや栗などを取り入れると良いでしょう。

私は、冬になると、エビとにらクルミの炒め物を作って食べていました。中華だしで味付けたものにしたり、オイスターソース+しょうゆ+砂糖(青椒肉絲風の味付け)にしたりと好みの味付けで食べています。

昔は、皮をむいた甘栗は売っていませんでしたが、最近はどこでも買えるようになりましたよね。それを使って、鶏肉とねぎと炒めたりしています。

上海に住んでいた時は、甘栗屋さんに行って、初めは500g13元とかのものをどうやって買えばよいかわからず、いつも500g買っていて、食べきれないことがあって悩んでいたら、中国人太太が、10元とか5元を渡せばその分を入れてくれるのよと教えてくれて、ちゃんと食べる分だけ買えるようになりました(笑)。

あと、黒ゴマとクルミを粉砕したものが冬の間はフレッシュな状態で売り出されるので、寒い間にまた上海に行って、調達したいと思っています。(2月の旅行の時に、お友達がプレゼントしてくれました。)このお粉を使って、ホウレンソウのゴマクルミ和えを作るのが好きです。

最後に、冬は進補と言って、補う力のあるものを取り入れるのが良いのですが、この力を十分に吸収するには、脾胃がきちんと働かなくてはいけません。ということで、夏と同じく、冬もおなかの調子を整えることに気を配りましょう。寒い日には、お粥やチキンスープなんか良いと思いますよ。

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ブログ再開です。

こんばんは。寒い日が続いたと思ったら、今日は暑い1日でした。

ばたばたした件が半分?終了したので、ブログを再開したいと思います。

この11月は、中国語三昧の月になっています。

といっても、中医学の本ではなく、西洋医学系?の翻訳のお仕事を受けたため、普段使わない脳をたっぷり使うことになりました・・・。

辞書を何冊も広げて、ネットで検索して、とやっていると息抜きにネットを見ようという気にもなれず、今に至ってます。

とりあえず、こちらのお仕事が一段落したので、これから後半は中医小児科の課題に手を付けなければ・・・。

ああ、やることが一杯ですね。今日は、ゆっくりお風呂に入って、明日から頑張ることにします(苦笑)。

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今日は立冬です&お知らせ

今日は二十四節気の立冬です。やはり朝は寒くなりましたね。

ところで、11月の終わりまで、少し忙しい日々が続きますので、ブログをお休みします。

立冬の養生法は、過去の記事を参考にしてください。

余裕があれば、新しい本からの豆知識を記載したいと思います。

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漢方特集

時々、購入している南山堂の「薬局」という雑誌があります。

1か月前に、書店をぶらぶらしていると10月号が目につきました。

「エビデンスと臨床経験に基づいたがん領域の漢方治療」

なんと、最初の記事は、以前お世話になった先生が書いていました。

緩和医療薬学会のランチョンセミナーでお話しされた恵紙先生の記事も載っています。

ただ、一か月経つというのにまだ全部読めていません・・・。

で、つい先日、病院薬剤師会の雑誌が送られてきたのですが、その中に、じほう社が出している「月刊薬事」という雑誌の紹介があって、こちらも10月号が漢方特集だったことが判明。

11月号が出る前に、手に入れないとと書店に行き、無事にゲット。

こちらは漢方全般のお話という感じです。

私が気に入っている、小曽戸先生の記事が載っていました。

歴史って好きなんですよね・・・。

ということで、手元に2冊雑誌があります。今は通勤のお供は先日紹介した英語の本なので、それが終わってから、ぼちぼちと読んでいきたいと思っています。

ああ、積読がたくさんあって、いったいどこから手を付けていいか・・・(泣)。

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