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2012年7月の20件の記事

弁証論治 11

本日のお題は、痢疾の湿熱痢です。

痢疾

湿熱痢

症状:腹痛、裏急後重、赤白混雑の下痢、肛門灼熱、小便短赤、苔が膩、微黄色、脈が滑数、

治法:清熱解毒、調気行血

方剤

芍薬湯に金銀花を加える。

芍薬15~20g、当帰9g、黄連5~9g、檳榔 木香 炒甘草各5g、大黄9g、黄芩9g、桂皮2~5g

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足のその後

先週、ねん挫した足ですが、痛みはほとんどありません。ただ、つま先を内側に向けた時に少しくるぶしに違和感と痛みがあるので、一応サポーターで補強しています。

先週は、足首まで隠れるズボンを履いていたのですが、昨日は暑さに負けて、7分丈のズボンを履いたら、当然サポーターが見えます。

みんなから、どうしたの?と聞かれるので、先週つまづいて捻挫したことを告白。

「でも、普通に歩いていたよね。」

はい、そうです。最初にきちんと冷やしたのが良かったのか、痛みがないので歩けるんですね。

あと少しでサポーターもお役御免になるはずなので、もう少しの辛抱です。

もうちょっとしたら、瘀血をとる漢方薬を飲もうと思います。

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難しい・・・。

まだ認定の手続きをしていないのですが、漢方薬・生薬認定薬剤師に合格したということで、薬局長がはりきっています(笑)。

しかも、同僚の方の体質相談を受けて、選んであげた漢方薬が良かったようで、かなり喜ばれたのをみていて、今度は患者さんの症状も診てあげたらと突然頼まれました。

しかも、ちょっと難しい症例の患者さん・・・。

まあ薬局長の知り合いのDrの患者さんなので、私の見立てをメモにして、そのDrに話して処方してもらおうという感じのようです。

患者さんに処方された西洋薬を渡しつつ、今度は問診して、頭の中で考えて、うちの薬局にある漢方薬の中から適切なものを選んで、その理由などをメモにします。

患者さんには次の診察時にDrに相談するようにと伝えつつ、Drへのメモを作り、さらに自分が今日渡した薬の副作用などについて確認したことを薬歴に書く、とフル回転です。

本当は、もっとしっかり問診を取りたいので、今後に備えて問診票を作っておこうかなと考えています。

あ、それよりも、勉強をしておかないと、ぼけーっとしていたら突然呼ばれるので、油断できないんですよね(苦笑)。

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大失敗

今日は、患者さんの会に出席するために、外出したのですが、色々と用事を済ませようとばたばたしていました。

で、携帯を見ながら歩いていたら、駅前のちょっとした段差でつまづいてしまいました。

転ばないように、体制を立て直した結果、足首をひねってしまいました。

ついでに靴も・・・。

これから外出なので、とりあえず駅前で湿布薬を買って、駅のベンチで貼ってから目的地に向かいました。

患者さんからは、「どうしたの?」と心配されるし、恥ずかしいやら申し訳ない気持ちでいっぱいです。

で、痛みはそれほどないのですが、やはり動くときに痛みがでるので、今晩はきちんと冷やしてケアしたいと思います。

皆さんも、携帯をみながら歩くときには段差に気をつけましょう(苦笑)。

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弁証論治 10

今日のお題は、泄瀉の脾胃虚弱型です。

泄瀉

脾胃虚弱

症状:大便が希薄になったり、下痢したり、水穀不化であれば、ちょっと油こいものを食べると大便の回数が増え、飲食減退、脘腹脹悶、顔色萎黄、四肢倦怠、無力、舌が淡、苔が白、脈が細弱。

治法:健脾益胃

方剤:参苓白朮散

蓮肉500g、薏苡仁500g、縮砂仁500g、桔梗500g、扁豆750g、茯苓1kg、人参1kg、炒甘草1kg、白朮1kg、山薬1kg

この比率に従い、加減して湯剤として服用。

脾陽虚衰、陰寒内盛の腹部の冷え、手足の冷えがある場合は、附子理中丸に呉茱萸、桂皮を加える。

長く下痢が続くと、中気下陥になり、脱肛を起こすことがある。その場合は、補中益気湯を用いる。

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弁証論治 9

今日のお題は、腹痛の中虚臓寒型です。

腹痛

中虚臓寒型

症状:腹痛がかすかながら長く続き、発作したり、良くなったりし、喜熱悪冷、痛い時喜按になり、飢え、疲れると痛みがひどくなり、摂食或いは休めばやや治まり、大便希薄、精神不振、呼吸促迫、寒さに弱いなどの症状を伴い、舌が淡い、脈が沈細。

治法:温中補虚、和裏緩急

方剤:小建中湯

芍薬18g、桂枝9g、炙甘草6g、生姜10g、大棗4枚、飴糖30g(薬液に入れる)

虚寒の腹痛がひどく、嘔吐、四肢冷え、脈が微のものには大建中湯を用いる。

腹痛、下痢、四肢冷え、脈が沈遅で、脾腎陽虚のものは附子理中湯で温補脾腎をする。

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弁証論治 8

今日のお題は「嘔吐」の外邪犯胃型です。

嘔吐

外邪犯胃型

症状:突然の嘔吐、発熱、悪寒を伴い、頭、体が痛い、胸脘満悶、舌苔が白膩、脈が濡緩。

治法:疏邪解表、芳香化濁

方剤:藿香正気散

大腹皮、白芷、紫蘇、茯苓各30g、半夏曲、白朮、陳皮、姜厚朴、桔梗各60g、藿香90g、炙甘草75g

散剤にして毎回6gを生姜、大棗の煎汁とともに服用する。または湯剤として服用する。

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大失敗

今日、2回目の記事です。

最近は、夜のパソコン時間を減らしているのですが、今日はなぜか立ち上げてメールをチェックすると、なんだかハングルの文字がsign02

あやしげなメールは開けないことにしているのですが、同じ人から2通も届いていて、受信箱にあったものにはFacebookへのお誘いの文字が、もう1通は迷惑メールの箱に届いていて、MSMがどうのこうのという文字が。

ハングルと英語なので、まったく見当がつきません。送り主の名前もハングルなので、かなり悩んだ後、大学のころに私のことを姐姐と呼んでいた子ではないかと思い立ち、連絡先を書いてもらったノートをみるとこちらは中国語で書いてあります・・・。

最後の頼みは、ハングルをしゃべれる旦那さんです(最初から聞けばよかった・・・)。

画面に出ている送り主のハングル文字をメモ帳に写し、読んでもらうと、ビンゴnote

なので、メールを開けてみるとこれまたハングルです(泣)。

Facebookもやっていないし、MSMもやっていないので、仕方がないので、メールを返信してみました。

久しぶりに中国語を書いたので、まるで小学生の作文のよう。

良く考えると、何回かハングルのメールが来ていたので、彼女だったのかもしれません。津波の後もメールをくれてたんだよね。

申し訳ないことをしました。名前のハングル表記は覚えたので、今度からはちゃんと返事ができるはず(笑)。

その前に、Facebookを始めないといけないのかな・・・?

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弁証論治 7

今日のお題は、「胸痺」の心血瘀阻型です。

胸痺

心血瘀阻

症状:胸部の刺痛が固定して、夜になると激しくなり、時に心悸不安、舌質が紫暗、脈が沈渋。

治法:活血化瘀、通絡止痛

方剤:血府遂瘀湯加減

桃仁12g、紅花9g、当帰9g、生地黄9g、川芎5g、赤芍薬6g、牛膝9g、桔梗5g、柴胡3g、枳殻6g、甘草3g

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弁証論治 6

今日は、不眠の肝血不足です。

不眠

肝血不足

症状:寝つきが悪い、夢が多い、驚きやすい、虚労、心悸寝汗、頭目眩暈、咽乾口燥、脈細弦。

治法:養血安神、清熱除煩

方剤:酸棗仁湯

炒酸棗仁15~18g、甘草3g、知母8~10g、茯苓10g、川芎3~5g

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心腎不交の続き

昨日、昼寝のお供にしていたのがこちらの本、「中医药学高级丛书 中医诊断学」。

これは、解説が詳しく載っているので、心腎不交のことが載っているはず。

で、載っていました。

心腎不交の病因病機は下記のように分けられる。

①火旺引起水亏: 本证以舌红苔黄少津,大便干,小便赤,口干,脉数为特征;标证以心悸,失眠,遗精为多见。

②阴虚导致阳亢: 本证以消瘦,乏力,五心烦热,舌红少苔,脉细数为特征;标证以心悸怔忡,失眠,健忘为多见。

③心气不足,肾气不纳: 本证以胸闷气短,神倦乏力,舌质淡,脉细数为特征;标证以健忘,耳鸣,心悸,多梦为多见。

④肾阳不足,蒸化无力所致肾水不升,心火独亢: 本证以发热,口干口苦,腰膝冷,心烦,时而失眠,便稀,舌质淡红为特征;标证以心悸,失眠为多见。

ということで、心腎不交とは、心と腎のバランスが崩れている状態で、それによって現れる証に合わせて、方剤を選ばなければならないという理解に至りました。

ちなみに、弁証論治の問題は以下の感じで出されます。

症例1

24歳、男性。2、3日前より発熱、市販の風邪薬を飲んだが改善せず、受診となる。望診:咽頭発赤、・・・・・。聞診:・・・。切診:・・・。

診断、治療法、処方、注意事項について述べよ。

私がブログで記事にしているのは、その回答から、弁証論治の際の目標となる症状、治法、方剤を教科書から抜き出しているものです。

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心腎不交について

コメントをいただいてから、ずっと心腎不交について考えています。

といっても、金・土と薬局が忙しく、しかもアレルギーなのか鼻水が止まらないので、集中力がDownしていて、まだ考え中です。

私の参考にしている黄色い中医診断学の本でもこの心腎不交ということばはあいまいな表現だと書いています。

連休中に少し本を読んで調べたいと思います。

弁証論治シリーズ?は、火曜日から再開します!

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弁証論治 5

本日は、不眠 心腎不交(陰虚火旺)について記載します。

ちなみに、この弁証論治シリーズは、復習問題に載っているテーマに対して、中医内科学、方剤学の教科書の内容を抜き出しています。

しかし、今回は、教科書の陰虚火旺と心腎不交では用いる方剤が違っています!ということで、心腎不交型は中国語の教科書から、陰虚火旺は日本語の教科書から記載します。さらに、参考方剤も教科書と違っているので、もうこれは自分を信用するしかありません(笑)。

不眠

心腎不交型

症状:心烦不寐,入睡困难,心悸多梦,伴头晕耳鸣,腰膝酸软,潮热盗汗,五心烦热,咽干少津,男子遗精,女子月经不调,舌红少苔,脉细数。

治法:滋阴降火,交通心肾

方剤:六味地黄丸合交泰丸

熟地黄24g、山茱萸12g、山薬12g、沢瀉9g、茯苓9g、牡丹皮9g、黄連18g、肉桂3g

粉末にし、蜜を加えて丸剤とする。

陰虚火旺型

症状:心煩、不眠、心悸、不安、目眩、耳鳴り、健忘、腰酸、夢精、五心煩熱、口が乾き、津が少ない、舌が赤い、脈が細数である。

治法:滋陰降火、養心安神

方剤;黄連阿膠湯または朱砂安神丸

黄連阿膠湯:黄連12g、黄芩3g、阿膠9g(沖服)、白芍6g、鶏子黄2枚(沖服)、煎じる。

朱砂安神丸:朱砂15g、黄連18g、炙甘草16g、乾地黄8g、当帰8g、丸にして寝る前に服用。

復習問題の参考方薬は、天王補心丹でした。たしかにこちらは陰血不足、虚煩不眠の証に使われますね。

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弁証論治 4

4回目の今日は、心悸です。

心悸

心血不足(心脾両虚)型

症状:心悸、目眩、顔色が艶なし、倦怠無力、舌質が淡紅、脈が細弱。

治法:補血養心、益気安神

方剤:帰脾湯加減

白朮30g、茯神30g、黄耆30g、竜眼肉30g、酸棗仁30g、人参15g、木香15g、炙甘草8g、当帰3g、炙遠志3g、生姜6g、大棗3~5枚

心悸かつ脈結代の場合は、炙甘草湯で益気養血し、滋陰復脈を図る。

熱病の後期に心陰を傷んで心悸を起こすものには生脈散を用いる。

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連絡が来ました。

弁証論治シリーズ?を始めましたが、大学側から連絡が来ました。

今回指定された20個の問題は重点問題なので、テキストに記載されている50問すべてを勉強してくださいとのこと。

ということで、まずは重点問題の20問を記事にした後、残りの30問を引き続き記載していきます。

で、今日は諸事情により、弁証論治はお休みです(笑)。

明日から、再開します。

おやすみなさいnight

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弁証論治 3

今日は、喘証です。

喘証

表寒裏飲(寒飲伏肺)

症状:悪寒、発熱、無汗、喘息、咳、痰液が希薄で泡が多い、或いは痰飲咳喘、横に寝られない、或いは体が重くて痛い、頭面、四肢浮腫、苔白滑、脈浮。

主治:解表蠲飲、止咳平喘

方剤:小青竜湯

麻黄9g、芍薬9g、細辛3g、乾姜3g、炙甘草6g、桂枝6g、半夏9g、五味子3g

内科学の教科書では、実喘の風寒襲肺の中に、ちょこっと記載されています。

こういう問題も出る可能性があるのですね。

小青竜湯は花粉症の時期に色んな先生が処方されているのをみました。

効く人と効かない人がいるのは、やはり弁証をして用いているかどうかの違いでしょう。

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合格しました。

6月に受験していた、漢方薬・生薬認定薬剤師の試験に合格しましたhappy01

HPでとりあえず自分の番号を確認しました。

これで、やっと漢方を勉強するスタートラインに立った感じです。

さあ、次は秋の中医ライセンスの試験に向けて、また頑張りたいと思います。

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弁証論治 2

今日のお題は咳嗽です。

咳嗽

痰湿蘊肺証

症状:咳嗽が繰り返し発作し、咳声が重く濁り、痰が多く、痰があれば咳をし、痰がなければ咳をしない。痰が粘稠或いは塊になり、白色或いは灰色を帯びる。よく朝あるいは食後に咳をし、痰が多く、甘い物、油こい物を食べると激しくなる。胸悶、脘痞、吐き気、食欲不振、倦怠、便溏、舌苔が白膩、脈が濡滑。

治法:健脾燥湿、化痰止咳。

方剤:二陳湯加減

半夏15g、橘紅15g、茯苓9g、炙甘草5g。生姜3g、烏梅1枚を加え、煎じて服用する。

痰が多く、粘稠の場合は、蒼朮、厚朴を加える。

寒痰が割と重く、寒さに弱い場合は、乾姜、細辛で温肺化痰する。

長い病気で脾虚、精神不振となっている場合は、党参、白朮を加える。

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弁証論治 1

今日は、東京は本当に良いお天気で、気温も30度を超えたようです。いつも家でだらだら過ごすのですが、今日は生理学の本が欲しかったので、吉祥寺のジュンク堂へ行ってきました。

どれにするか迷いつつ、とりあえずベーシックな本を1冊買ってきました。これから体のことをもう一度勉強し直します。

そして、今日から始めることがもう1つ。

弁証論治の復習問題を1つずつまとめていきたいと思っています。

第1回の今日は、感冒-風熱犯表です。

症状:体の熱が著しく、やや悪風、汗が出にくい、頭の脹痛、咳嗽、痰が粘稠或いは黄色、咽喉の乾燥或いは扁桃腺の発赤、腫痛、鼻づまり、鼻水黄濁、口渇喜飲、舌苔薄白、微黄、舌の辺縁や舌の先が赤い、脈証が浮数。

治療法:辛涼解表

方剤:銀翹散加減

連翹15g、銀花15g、苦桔梗6g、薄荷6g、竹葉4g、生甘草5g、荊芥穂4g、淡豆鼓5g、牛蒡子6g これらを粉にし、鮮蘆根湯で煎じる。

頭痛が激しいもの:桑葉、菊花を加える。

咳嗽、痰が多いもの:浙貝母、前胡、杏仁を加える。

痰が黄色いもの:黄芩、知母、瓜ろう皮を加える。

咽喉が発赤腫痛するもの:一枝黄花、土牛膝、玄参を加える

流行の熱毒の症状が著しいもの:大青葉、浦公英、草河車を加える。

平素肺熱が盛んなもの:石膏、麻黄を加える。

風熱が燥に化したもの:南沙参、天花粉、梨皮を加え、辛温の薬は加えてはいけない。

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本の虫リターンズ

昨日は、久しぶりに小説を読みました。

以前話題になった「天地明察」です。5月の終わりだか、文庫本になったのを見て、読もうかどうしようか悩んでいたものです。

昨日は、薬局長の都合で業務が1時間早く終わり、本屋さんをぶらぶらしていてやっぱり買ってしまいました。

で、上下2巻ですが、夜中までかかって読んでしまいました。途中で止められないんですよね。

感想はというと、良かったの一言です。主人公の素直さというか自然体というか、それでいて冷静に自分の状況を受け止める姿、そして1つのものに打ち込んでいく姿が良かったです。

ついでに私の打ち込めるものは何かなと考えさせられました。

漢方でも西洋薬でもなんでも良いので、人が少しでも健康になって楽しく過ごせるお手伝いをしていくことでしょうか?今はまだ分野が絞れない状態ですが、1つ1つを大事に過ごしていければいいなと思いました。

主人公も20年以上かけて改暦に挑んだのですから。

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